南へ

昨日、今日と南予方面へ。
　一本松まで行くと勘違いしていましたが、御荘エリアまででした。とはいえPHS系の電波の届かない地域が多い。ということは当然bmobileが使えないわけで、こちらは予想通り。調査先での合間合間や街でのトイレ休憩中にメールチェックをしたら、結構大切なメールが混じっていたり！その場で速攻で返信しておいてよかったです、宿では全くbmobileは機能せず。それどころかケータイまで圏外ギリギリアンテナ立たず。この状態だと電池の消耗が激しいはずなので、切って寝ました。
　今回の調査地域の典型的な風景がこの写真。山は上の方まで柑橘類の段々畑。海には養殖筏が浮かんでいます。地域によっては養殖は真珠だったりするようですが。

　県内の鉄道は宇和島が南の果てなので、それを過ぎるとすごく田舎のように感じますが、実は宇和島を過ぎても所々に結構な街があります。大型のホームセンターがあったり、スーパーもあったり。地域の人にとっては当たり前の生活圏なのですが、市場化の流れの中でこれら地域での生活が維持、向上していくのかどうか不安でもあります。当然高齢化が進んでいますし、地域によっては集落が存続しない状況に直面している場合もあるので。
　それと、面白かったのは宇和島よりも南の地域からは、その出荷先のターゲットが東京などの大都市圏だということ。都市部でこそ高値でも売れますからねえ。
　ま、普段は工業簿記、原価計算という、第１次産業とは縁遠い分野にいるわけで、色々勉強になりました。