仕事で今治へ

投稿者: | 2006年11月7日

今日は朝から仕事で今治に行くことになっていた。
 とは言えその前に、うちの3歳児を幼稚園バスに乗せなければ出動できない。いつものように「忍者ハットリくん」を見終えたら、今日に限ってその瞬間に「バス乗り場に行く」と言い出した。いつもなら8時を5分くらい過ぎてから家を出るのに、もう出るという・・・。
 何で?!と思いながらもいつもの場所へ。早く出てきたから当然時間待ちも長い。あと2分でバスが来ようかという時になっていきなり、問題発生。「ウンチ!行きたい!」
私:「・・・」。
仕方なくバスの先生に電話連絡。
「すいません、バス停に来てたんですが、トイレに行きたいというので家に戻ります。間に合いそうにないので、そのまま通過してください。クルマで送ります。」
トホホ。今日は今治の海の方に10時過ぎ集合の約束。色々やっていると遅刻しそう。だけど幼稚園に送らないことには動きが取れない。というわけで、トイレをこなし、幼稚園に送迎。そして研究室に戻ってコーヒーを一杯飲んだらもう出発、という状況でした。
 往路は時間的な制約もあり山道から。大阪の朝とは違って、時間が読めるので大した問題ではないものの、ナビの告げる到着予定時刻は10時50分。ダメダメ、そんなはずないし。工事箇所がいくつかあって停車させられたものの、さほど所要時間が延びることもなく、それに山道に慣れた人ばかりだったので流れも良好だった。んなわけで、大学を10分ほど先に出発した海周りの先生と現地同着でした。
 で、予定では今日は終日調査活動だったものの、午後の調査はあまりに技術的なので、技術系の専門家のみを残して解散となりました。うーん、ゼミを休講にしたんだけど・・・。今更「やりますよ、今日は」というわけにも行かず。というわけでお昼過ぎ、のんびりと松山に向けて走り始めました。往路が山周りだったので、復路は海周りにしてみました。山道は流れるスピード次第では結構ハードなので、海周りでゆったりと帰ろうというわけです。
 で、海の見えるところまで走ってきてビックリ。確かに昨晩から風が強かったものの、海は白波がたち、かなり激しそう。そして、防波堤沿いに走り始めてさらにビックリ。越波!道路が濡れてる場所があるなあ、と思ったら、それは防波堤を越えた波なのでした。さらに進むと波しぶきが降るようにフロントガラスを濡らします。あーあ、真っ白じゃんか。ウォッシャーを使って流してもすぐにかぶって白くなる。
「まるで”哀しみ本線日本海”だよ」
いやいや、空は青いし海も青い。だから冬の日本海にはほど遠いんだけど、気分はそんな感じ。そういや昔スキーに行ったとき、親不知、子不知の街を通過するためにわざわざ高速に乗らずに走ったことがあったっけ。空も海も鉛色だもんなあ、冬の日本海は。
 結局その後何度も波をかぶり、ここ数日砂と雨で白くなっていたボディーが、さらに塩で白くなってしまった。帰り道に洗車機に通そうかと思ったものの、スーツ姿だし、休講にして昼間からクルマ洗ってんではお話にもならない。今度本気で洗車した方がいいなあ、とそのまま大学に戻ったのでした。塩まみれだよ、これでは。

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