帰還

投稿者: | 2007年2月10日

あるOSのインストールされたハードディスク2台を東京から松山まで運ぶという追加任務も発生した今回の出張、無事帰還しました。ま、ホントに無事かどうかはHDをPCに突っ込むまでわかりませんが。
 さすがに金曜日の午後の羽田ということで、出発便はどれも満席。フレックストラベラー登録が生かせるかなあ、と期待しましたが、どうやらキャンセル待ちのお客さんまで乗れたようで、よかったというか、残念というか、お小遣いをもらっての東京1泊延泊は実現ならずでした。
 ドアクローズは定刻前、でも今回もプッシュバックがなかなか始まらず。プッシュバック後も混雑とかでまあ少し遅れてました。離陸が34Rで、上昇しながら千葉に向けて旋回し終わったであろうところから雲に入って景色はまったく見えず。なんかねえ、退屈です。ご飯が出るから景色がなくても過ごせましたが、何もなかったらホントに退屈しただろうなあ。
 で、高度を下げ始めても下は真っ黒、上も真っ黒。どこにいるのかさえわからない。何となく時刻と高度を下げ始めた感触だけで、大阪かなあとか、もう一段高度を下げてきたから岡山かなあ、と推測。面白くないなあ、と思っているとベルトサインがONに。で、その後ようやく下に明かりが見えてきました。どこ?尾道あたりか?今回は珍しく進行方向右側の席だったこともあり、景色がまったく理解できない。そんなことを思いながら徐々に西寄りから東寄りに方向転換。あれがたぶん二神島かなあ、とかようやくそれらしい風景が見えたり。ホント、右席では何もわかんない!で、二神島を出たはずなのに、どうも右に曲がったり左に曲がったり。ははーん、もしかして久しぶりにRunway32を経験できるのか!と期待。ギアダウンの音がした後、やはり伊予市の上空に出ていました。Flight Simulatorではよく試してみるものの、滑走路に正対するのがなかなか難しい。でも、ここは当然訓練をつんだプロのなせる技、気流が少し不安定な中をスルーっと伊予市上空で旋回していきます。あ”ー、やっぱりファイナルコース全体が見渡せる左席に乗りたかったよー。
 で、スクリーンには滑走路の手前で点滅する2つの光が入ってきました。でも、実はその時点では正対してません。ま、余裕と言うか、当然なんでしょうが、全く慌てた様子もなく、手前側の点滅の上に差し掛かろうかという時点で正対。あとはセンターラインに着陸! ま、どういうわけか32で着陸するといつもなかなか止まらない気がするのですが、今日も端までは行かなかったものの、そのひとつ手前。ふう。
 今回は往復ともアップグレード券によるスーパーシートということで、帰りは予定通りビールを2本ご馳走様でした。ま、お酒を飲むことが予定に織り込み済みだったので、今回はクルマではなくタクシーにて。ちょっと贅沢ですが、HD2台の入ったキャリーを、500m以上ものアスファルト道をガラガラ引いて歩く勇気はなかったです、はい。
 そういや羽田発、広島と高松が視界不良で天候調査になってました。タクシーの運転手さんに聞いたところ、朝の羽田?松山JAL便は降りられなかったとか。霧で視界不良って春モードだよなあ。まだ2月上旬だけど。
 ちなみに今日のB737ナイトステイ機材は通常塗装色でした。