自転車後輪のタイヤ交換

投稿者: | 2010年8月16日

先日、子供乗せ自転車の後輪がパンクしたというので、休みの間に処置をせねば、と思ったら、自転車屋さんもお盆休み。17日の朝には子供を乗せるというので、間に合わない。そこで、DIYとなりました。
【予備段階】
 パンク修理だったら、ホームセンターでパッチを買ってきてチューブに当てればよい。これだとタイヤをリムから外して、チューブを出すことができればよい。シャボン玉液でも塗ればすぐにパンク箇所もわかるだろう、ということで、チューブの状況を確認。
 すると、チューブが擦り切れたようにモロモロで、タイヤ内にゴムを粉砕したような物体が大量に溜まっていた。これはまずい、とチューブを少し手で広げてみたら、裂けそうな状態。この時点でパッチによる処置はあきらめ。リムバンドも怪しげだったので、タイヤチューブとリムテープを買ってきた。
 ただ、前輪なら簡単だが、後輪となるとややこしいこと間違いなし。何といってもママチャリ・タイプは後輪車軸周りがややこしい。ブレーキ、変速機など、うまく外さないといけない。というよりも外すのは簡単で、むしろ完全に元に戻せなくてはならない。ネットで検索すると、すごく丁寧に解説の書かれたページを発見。これを念入りに読み返して予習。
【本番】
 後のことを考えて、写真に撮っておいた。
右サイド
rightside.jpg
左サイド
leftside.jpg
 ただ、写真に撮っておくという作戦は意味がなかった。あまりにも周囲が明るくて、作業中は細かなところが確認できなかった。
 工具も揃っていたので、予想通り、分解は簡単。ジャンジャン進んでいきます。そして、タイヤを自転車から外して、リムを剥き出しにして一通り拭いて、リムテープを貼って、チューブ&タイヤをセットして。上のリンクにも書いてあったと思いますが、注意すべきは、変速機のピンをぶつけたりしないように、ということろでしょうか。
 あと、上のリンクと状況が違うのは、ブレーキワイヤーの部分にバネがなかったこと。それから、チェーン引きが左右にありますが、左右で部品が違うので、他の部品も含め、右から外した物と左から外した物は区別して置いておいた方がいいのかな、と。さらにチェーン引きについては、分解前にマジックで元の位置をマークするなどしておいた方がいいのかな、と。
 続いて元に戻していく際には、ブレーキのワイヤーが上寄り、下寄りのどちらに出ていたのかがわからなくなったりして、一度仮締めしたものを再度外したりして、無駄に時間がかかりつつ。こういう時に頼りになったのが、ご近所さんの似たような自転車。マンションの駐輪場なので、簡単に観察できて助かりました。やはり、分解前の姿は、ケータイ・カメラとかではなく、印刷物とかメモとかご近所さんの実物の方がよさそう。
 途中、電話がかかって水入りとなりましたが、トータル1時間半くらい。作業量と後の安全性を考えると、自転車屋さんにお願いしてもいいのかな、という感じです。今回は材料費約1,000円で済みましたが。
 あとは、普段乗っている相方にブレーキの感触などを確認してもらって調整、か。
【チューブ】
 タイヤチューブがモロモロだった件、安物を使っていたのか?という疑惑もありましたが、考えて見るとパンクした状態で家まで押して帰ってきたらしいので、その間に摩擦でこういう状態になってしまったのだろう、と推測。子供乗せ自転車はそれ自体がかなり重いですからねぇ。