エントリー・シートの出来栄え

投稿者: | 2011年6月29日

ゼミ選択の季節。今年は落とさねばならない人が若干。ちゃんと研究室訪問の時の説明を聞いていたのかなあ、という印象もありつつ。うちよりももっとガシガシと勉強する、インゼミに参加するようなゼミに行ったほうが、後々色んな意味で楽だと思うんですが。ん?いやいや、うちが緩いと思って応募しているのか、ガッツリ勉強するゼミだと思って応募しているのか、そもそもどちらなんでしょう。そのあたりの真相も不明。
 応募は志望動機と自己PRをネットで記入する形式ですが、そのエントリー・シートの内容に差がある。もしかしてT先生とかが事前指導したのかなあ、というくらい。
 ここからは就活のエントリー・シートも含めた一般論としての話ですが、自己PRなのに自分の悪いところをたっぷり書いてみたり、あるいは他の人のことを比較対象にして自分を上げたり下げたりというのが、私の中では悪い例。もう少し自分自身を見つめて書いたほうがいいんじゃないですか、と。あるいは自分の中での水準設定が低すぎるのも気になる。例えば企業向けのエントリー・シートで「アルバイトに遅刻したことがありません」と書いたら、企業の人は「はぁ?」という反応だと。
 あるいは志望動機のところが、いわゆるパンフレットから引用したようなパターンというのも、あまり頂けない。自分に引き付けて、自分とのかかわりで動機を書いたほうがいいと思うわけです。これはエントリー・シートに限らず、面接でも当然同じだと思います。
 ま、何だかんだ好きなことを書いていますが、ゼミ選択に関しては、教育の場なんだから至らないと思う学生をこそゼミ生にして、指導するべきものじゃないの?という意見もあるとは思います。確かにそうなんですが、しっかり書けているものと、”うーん”というものを並べた上で、わざわざ”うーん”というエントリー・シートを良とするのは難しいわけです。
 そして、ゼミ生の選考は散々悩んだ挙句、最後は抽選でございまして、先日7名のリストが完成しました。就活だとなぜ落とされたのか一切コメントがなく、いわゆる「お祈りメール」が届くだけ、というのがほぼすべてで、精神的に辛い、という話も聞きますので、敢えて少しだけ当落の判断基準を示してみました。