黒い真っ直ぐな線

投稿者: | 2007年12月17日

P1000252.JPG 今日はB767で東京入り。冬晴れを期待したものの曇天。離陸はRunway32。上昇してしばらくすると一層目、しばらく雲のないゾーンを通過して二層目。この二層目を通過したら、上は青空。ただ、この雲のないゾーンに入ってからガタガタというか時々ブラブラと揺れる。どうもジェット気流に入るところでガタガタ来ている様子。風速が急激に変わる付近を通過するから揺れる、ということらしい。この高速の風に乗るまでは揺れが続いた。

 で、ジェット気流に乗ったんだろうか、エンジンの推力が随分と絞られたような感触になるものの、下は雲で真っ白。想像では潮岬を通過したと思われる頃、巡航高度37000FTと機長さんからアナウンス。降下する際にもジェット気流の影響で揺れるらしい。そんな頃、時間の節約にと機内でお昼御飯のサンドイッチを食べているところにドリンクサービス。食べている私を見て紙おしぼりを”どうぞ”と。ちょっとした心遣いがうれしいですな。
 降下し始めてしばらくするとどうもジェット気流から離脱するのか微妙な揺れが。でもベルトサインは消えたままの程度。今日は富士山も見えないなあ、と観察していると、搭乗機の左下あたり、雲には黒っぽい真っ直ぐの線が。ん?自然界にこんなに長い直線はないはず。雲でもないし。と、その直線の前方に目を凝らしてみると、飛行機のシルエット。なるほど、搭乗機の飛行機雲が影を作っていたわけか。上の写真は気づいて思わず撮ってみたもの。タイミングが遅くなって見えづらくなりました。以前関空に着陸する際にも窓の外にまっすぐの線が見えましたが、その時はベイパーでした。
(写真の主翼の付け根あたり、影になっているところの左下に機影が見えます。その後ろにはうっすらと黒っぽい線が・・・、見えるかな?)
 羽田は34Lへの着陸。房総半島の先っぽからかなりショートカット気味に北上して。そういや今回、マザー牧場を上空から見ました。真上に近いところを通過して。かなりアプローチコースに近い所にあったんだぁ。(下の地図のAがマザー牧場)

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 Landingは横風が結構あったように見えましたが極めてスムース。その後は延々とタクシー(地上移動)。途中でたぶん第1エンジン側が切られました。ANAの何かで読みましたが、地上移動時に不要なエンジンを切ると、少しだけど省エネらしい。そういやこの便、松山待機中もAPUをOFFにしたようで、電源車が来てました。そして56番スポットに到着。残念ながら羽田は写真を撮ろうという色合いではありませんでしたので、とっとと羽田を後にしたのでした。
 明日は野暮用で埼玉に向かいます。初めての訪問地なので移動がちょっと不安。