小ネタ:空港での出来事

投稿者: | 2008年2月13日

最近あった、空港での出来事。小ネタ1。
 東京での用事が早めに済んだので、早々に羽田に向かった。どうやら最終の一本前に乗れそうだ。で、チェックインカウンターに行って、少々お願い。
私:「すいません、松山行きの最終便を取っているのですが、一本前にも乗れそうなので変更したいのですが」
まあ、これはよく聞くこと。で、私はこだわりがあるので
私:「窓側A列は空いてませんか?」
係の人:「A列で空はあるのですが、窓のないお座席となってしまいます」
私:「ふう、エンジンの近くの窓なしですか。じゃあ、スーパーシートにはありませんか?」
係の人:「スーパーシートでしたら、空きがございますよ」
私:「じゃあ、ポイントを使ってアップグレードでお願いします」
A列に座りたいだけで、晩御飯の付いていないスーパーシートになるなんて馬鹿だよなあ、と思いつつ、変更したのでした。
 その時、ちょうど横のカウンターに人がやってきた。
その人:「松山行きの最終便を取ってあるんだけど、一本前のA列窓側は空いてませんか?」
はあ?!よりにもよって、同じタイミングで同じリクエスト、する人がいるもんですねえ。残念ながら、私と同じように「窓のない席になってしまいますが」という返答。どうやらあきらめて最終便にされたようでした。
小ネタ2。
 ジェット旅客機がスポットから出発する時は普通、ボーディングブリッジが離されて、トーイングカーにPush Backしてもらい、その後Request taxiとなり、滑走路に向けて移動を始める。アメリカでは飛行機が自力でバックして滑走路に向かっていくところがある、とは聞くものの、映像は見たことがない。日本での経験で珍しかったのは、羽田でPush Back後Pull?!してもらった、というもの。
 それが、伊丹空港には面白いスポットがある。
 ボーディングブリッジが離されて、赤ランプの点滅が始ったと思ったら、ギュイーン、とエンジンスタート。はあ?ジェット機がスポットでエンジンスタートするの?!そういや以前、”エンジン始動に問題があるかもしれないから、スポット内でエンジンスタートしてもいいか”、と管制塔に確認してその場で始動していたことがあった。その時はもしかすると始動時の電源に問題があったのかもしれないけど、ジェット機である搭乗機がスポットでエンジンスタートしたのは初めて。Q400なんかは当たり前にその場でエンジンスタートして自力で移動を始めるものの、乗っているのはジェット機。どうするんだろう。まさか。と思っていたら、そのまま自力でtaxiし始めたのでした。何か、いつも当たり前の儀式のようにPush Backされていると、いきなり自力走行するのはエキサイティング、って私だけか・・・。伊丹の12番スポットでは、これが可能なようです。
 そうそう、Webで表示される出発時刻。確かこれは機体が動き始めた時刻だったと思うわけで、taxiなしでエンジン始動していきなり自力移動するということで、その分出発時刻が遅く表示される。