今日は500人以上が命を落とした墜落事故から20年になるんですね。あの事故にはそう遠くない縁がありました。
東京から大阪に向かっていたあの飛行機には、大学1年生だった私がちょうどその当時履修していた体育の先生が乗っていた。小さい子供さんを連れて家族で乗っていたようだった。テレビで流れる乗客名簿を見て、同姓同名?とも思ったが、続報を聞くとやはりそうだった。教養部(健康体育部)の先生と言うことであまり親しくはなかったものの、毎週顔を合わせていた先生だったので、そのことは非常にショックだった。
坂本九さんもあの事故で亡くなったわけだが、それは私の地元の市議会議員選挙の候補者の応援に駆けつけるための旅だったとも聞く。候補者は元々九さんのマネージャーをやっていたとか。その縁で応援に来てもらうことになり、候補者が航空券を手配し、それを九さんに送ったとか。
そんなことで、何となく身近なこと、として記憶し続けています。飛行機を見る時はいつも、安全に目的地まで飛んでくれよー、という気持ちで見ています。
今でこそ私は飛行機好き、ということになっているわけですが、元々飛行機が何故飛べるのか?ということには常々疑問を感じていました。出来ることなら乗らずに移動したい、と思っていたほどです。逆に言えば、その頃から飛行機への関心が高くなったのかもしれません。飛ばすために皆さんがどれだけ努力しているのか、あるいはどんなことを研究しているのか。その後のヒューマンエラーなんてことも、この経緯で考えるようになったのかもしれません。
大学に入ってもう20年が経過した、ということも私自身にとってはショッキングなことなのですが、この事故のニュースは鮮明に記憶しています。