昨日の晩、CS放送でニュースを見ていると急に映らなくなりました。デジタル放送らしく、画面がモザイク状になって、その後真っ暗になります。
上空に雲がある時によく起きることで、まずはチューナーを操作して電波の強さをチェック。ゼ、ゼロ! でも松山上空、雨は降っているものの、そんなにすごい雨でもないし、積乱雲の気配もありません。なので、別系統の衛星局の放送に切り替えてみました。すると、何のことはない、普通に映っています。こういう場合、送信局側の問題である場合がほとんど。
200チャンネルに合わせてみると、「気象条件により、一部地域でご覧いただけない・・・」みたいなメッセージが。で、仕方なく地上波のニュースにしてみると、東京が恐ろしいほどの土砂降り!驚異的な豪雨です。なるほど、送信側で衛星への電波が届いていないってわけです。
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うーん、東京滞在中の出来事でなくて助かりました。今回は山手線よりも東側しか移動してなかったんですが、ホント、知らない土地であんな目に遭うとどうしていいものやら。たぶん見学どころではなかった・・・。お見舞い申し上げます。
しかし、こういう状況を見て、不思議だなあ、といつも思います。東京から衛星へは届かなくても、衛星から松山へは普通に電波は飛ぶはず。ということは、チューナーは衛星からの電波を受信できるのでは?映像が真っ暗でも電波の強度はある程度あるのでは?ってことです。衛星放送の仕組みをよく知らないだけなのですが、衛星って単なる鏡のように電波を反射しているのか?!なんて思ってしまいます。
それと、こんな状況だと非常時にはあまり役に立たないのでは?と思います。関東地区の、衛星に向けた電波を発する拠点が何らかのトラブルに遭うと、全国でCS放送が見られなくなる、というわけですから。
ま、台風が接近しているので、明日あたりは衛星からの電波を受けられず、見られなくなるのかもしれません。