こんな特急ありえるのか?

投稿者: | 2005年12月11日

ニュースを見ていると「特急が進路間違え走行 ポイント切り替えミスで」という。何で?こんなことあり得るのか?
 しかも起きたのがJR四国。ま、こんなことはJR四国くらいでないと起きないのかもしれない(と言っては少々失礼かもしれないが、電車がたくさん走っているところではすぐに気づくはず)。それに、これでダイヤが大混乱にならないところが四国。元々単線だから、そこらじゅうで折り返しが可能なわけです。
 この特急、高松から宇和島へ向かうもの。多度津あたりは土讃線と予讃線が分岐するし、瀬戸大橋に行くのと高松に行くのがあったり。特急はこのあたりで方面別の特急どうしを連結したり切り離したりするのですが、私自身あまり把握してません。ただ、運転士自身が予讃線と土讃線を間違えたまま進むなんて、バスじゃないんだし・・・。
 そもそもポイントの切り替えがミスなわけで、ポイントが正しければこのミスは起きなかったのかもしれません。いまどきの幹線のポイント切り替えがこんな風に手動で逐一操作しているのが普通なのかどうか、よく知りませんが。ただ、運転士は生の風景を見ているわけで、間違ったポイントを通過した時点ですぐに気づかないといけない。しかも発車後すぐに車掌もアナウンスをしているのでは? 気づかないものなんでしょうか。
 そうそう、このことに関する記事を見つけましたが、何と”乗客4名”ってどういうこと?と思ったら、朝5時台なわけですね。信号係、運転士、車掌、皆さん揃って寝ぼけてたのかな? そのまま走っていたら高知までたどり着いたんでしょうかね。

特急が進路間違え走行 ポイント切り替えミスで
2005年12月11日 (日) 16:31[共同通信]
 11日午前5時40分ごろ、香川県多度津町のJR多度津駅で、高松発宇和島行き特急「いしづち」が本来の進路である予讃線を外れ、高知県に向かう土讃線に進入するトラブルがあった。
駅係員がポイントを切り替える際、スイッチ操作を間違え、運転士も誤った行き先表示が出ていることに気付かなかった二重ミスをしていた。
JR四国によると、運転士は約2・8キロ進んで間違いに気付き停車。その後指令に従い、約1キロ先の金蔵寺駅で折り返し、約20分遅れで多度津駅から本来の進路に戻った。乗客4人にけがはなかった。
多度津駅の係員が進路の確認を怠ったことが原因。対向列車はなく衝突事故の危険はなかった。