今日は松山から羽田へ。先日のエントリでも書いていたとおり、B777-200の国際線機材で。
それが定刻に出発したものの、コースがいつもと違う。ん?高知に向かわないの?最近はこういうコースになったんでしょうか、あるいは気象条件のせいでしょうか、高松空港上空から大阪を経て三重、セントレアに向かって静岡へ。国際線機材なので、カーナビみたいに経路情報が表示されます。それと、当然ながら前方座席にしたので、一般席の料金でCLUB ANAの広々座席。いやあ、隣に人がいてもかなり楽チン、楽チン。
駿河湾上空では少し低い高度を東から西に向かう飛行機が。それが、黒光りしているように見える。
「もしかしてスターフライヤー?! 上空ですれ違うのは初めてかも!」
でも何か違う。え?尾翼が赤いぞ?! そんなはずはない。黒ボディーに赤い尾翼なんて知らない・・・。そもそも黒ボディーはスターフライヤーくらいしかないはず。そもそもこの距離であれだけ大きいはずはない。
「ん?待てよ、空の色が反射しているだけで、濃い青色なのか、もしやこれはサムライブルーか?」
いやいや、全体の色が濃い青色っぽい。あ、そうか、ひとつ忘れていたタイプがある。そう、それはベアメタルなJALのジャンボ。
すれ違う一瞬にそんなことを考えながら伊豆半島を通過する頃から雲に覆われて周囲の視界は真っ白になっていったのでした。さらになぜかかなり減速。揺れを予想しているのかと思ったものの揺れず。むしろ右に左に誘導されている感じだったので、距離を開けさせられていたのかも、って感じ。
外房を北上する途中で機長さんからアナウンスが。え?このタイミングで?と思ったら、到着が遅れることの解説でした。
「進入方式が変更されたことと、羽田空港交通混雑のため」
って”進入方式”なんて珍しいこと説明するなあ、滑走路変更とかあったのかなあ。Runway16L?22?と想像していたら、葛西方面に出たので22。久しぶりのコースでした。
羽田空港が鮮明に見えてくると、要人スポットに政府専用機が2機。もしかして、政府専用機の離陸滑走路を16Lで確保するために着陸側の進入方式が切り替えられてしまったのかなあ、そのせいで遅れるのか?とも考えてしまいました。というのも滑走路の吹流しは160度方向からの弱い風を示している。本来なら搭乗機も16Lに向かうつもりだったんじゃあ?!
そういや前にもそんなことがありました。要人用スポットから一番近い滑走路は16Lなので、出発が近づくとその滑走路を確保したまま、他機を迂回させるんですよねえ、たぶん。
コメントありがとうございました。
確かに聞いても乗っても、台風以外で知っているのは高知トランジションばかりです。
私が降りる頃はまだ、16Lを他の民間機の離陸に使っていました。さすがに長時間離陸を16Rにしてしまうと、22への到着機がクロスしたり、すごいことになったんだと思います。
ただ、到着後ターミナルまでバスで送られるときにも、貴賓室みたいなところの前が通れず、タクシーウエイ側に迂回させられたり・・・。
羽田まで高松経由とは珍しいですね。天候かフローコントロールか何かでしょうか?
エアバンドを聞いていても普段は高知トランジッションだったと思いますが…
ANAで22に降ろされるのは辛いですね。ターミナルから一番遠いところ。おまけに16Lを確保しているということは出発は16Rですか?
政府専用機のせいだとしたらいい迷惑だなぁ。羽田は相当に”てんやわんや”だったのでは?