柑橘王国、えひめ

投稿者: | 2007年3月1日

どうやら柑橘王国、愛媛という状況に生まれ育っていないせいか、不思議なことが・・・。
 「せとか!」 ”せとか”というのは実においしい。以前に同僚の某先生から”せとか”を一箱プレゼントされ、味を知って、そのとき以来”せとか”の大ファンです。
 それが、ちょっと前にANAのネットショップから天草あたりのせとかの案内メールが届きました。お値段9,800円!そのメールに刺激されてどうしても食べたくなったので、地元の「末広マート」の楽天ネットショップでお取り寄せしてしまいました。こちらは5000円台で、届いたのが先週。息子と頂きましたが、何ともまあ、やはり、おいしい。ミカンとかは別段、あれば食べる程度、好んで食べない私ですが、せとかは特別です。毎日1個食べてます。息子はというと、皮が十分に薄いにもかかわらず、贅沢にも皮の部分は口から出しながら食べてます。息子は生粋の柑橘王国出身者なので、贅沢な食べ方でも平気なようです。そういえばうちの相方は漁業者が身近に居る環境で育っているためか、魚の食べ方がそれほど綺麗ではない、というか贅沢な食べ方をします。しかも刺身が苦手。解剖学的に骨と身を分離しながら食べる私とは大違い。おいしい所だけをチョロチョトッと食べてもう終わりです。「鰆(さわら)」なんて、関西出身の私からすれば粕漬けいう食べ方しか知らなかったわけで、しかも鰆といえば粕漬けが一番美味しい食べ方でしたが、ご当地では刺身で食べられたりします。信じられない!。でも、うちの相方にとっては当然の存在で、別に興味もそそらないようで・・・。
 で、今日はイヨカンをお隣さんから頂きました。どうもこの柑橘王国の方々は、柑橘類というのは自分でどこかで買って食べるのではなく、誰かからもらって食べるもの、という感覚のようです。今日のも「ごめんなさい、貰ってください」と言われてのこと。以前に引越ししたときにも菓子折りを持参すると、「うちで作った伊予柑、どうぞ」ってミカン箱一箱分以上お土産を頂いたり。うーん、自家消費用に余らせているのが当然なんでしょうか。お隣さんには先々週あたりにも頂いたんですけどね。そのまま食べたりジュースにしたり。
 それにしても、さすがに”せとか”はおいしいですよ、信じられないくらいに。果物が苦手、ミカンには飽きた!と言う人でも、これは口にする価値が十分にアリです。一個500円近くする高級な存在かもしれませんが、是非どうぞ味わってみてください。