某所にも書きましたが、今季から講義関連ページをDotNetNukeにて運用試験中。運用「試験」と書きましたが、学外のWindows系サーバで、しかも使い慣れたSharepoint Team Serviceではなく、あるいはちょっとだけ慣れているXoopsでもない、今年の2月くらいからテスト中のDotNetNukeを使用。なので、どういうトラブルが起きるのか、あまり予測できない状態。
Web2.0の正確な定義、あるいはどれほど特別なもので、どれほど有用なものなのか知りません(ダメダメ、何ら特別なものではないということもよく聞きますが、敢えて”知りません”としておきましょう)。一応、学生さんが自分の作ったファイルを簡単にアップロードして提出したり、それを受講者全体で共有してしまうあたりはWeb2.0的な有用性と言えるのかなあ、と。
ただ、問題は誰にでもアクセス可能な、オープンな状態にしてしまうと、それはそれで問題が。過去に、ある掲示板の管理者の一員として経験したのは、ネットストーカーが出てきたり、不正ログインを試みる輩が出たり、火のないところに煙を立てて油を注ぐという、システムではなくヒューマン、ソーシャルな面での色んなトラブル。しかも原因を作るのが学生さんではないケースも多かったり…。そんなこともあったので、当該講義関連ページはアクセスを登録受講者に限定しています。ホントの意味でのWeb2.0的メリットは生かせていない気もしますが。
とりあえずはRepositoryというモジュールを使って、学生さんの作ったExcelファイルをアップロードしてもらったり、出席カードも、あるモジュールを使って質問・感想の書き込み欄付きで試行中。Web2.0的な講義関連ページというのは、まあ結構使えそう、という印象ですが、モジュールを自分なりに作り替えたりしないと、思った通りのものはできなさそう。
さらに、SQLデータベースについての知識というのも結構重要になっていくのかなあ、と。SQLについては全部GUIに頼りっきりでコマンドはほとんど知らないし、PHPで操作するなんていうのは教科書通りに書く程度しかできません。RSS情報とかもデータベースについての知識があればもっと便利な使い方&省力化ができそうなんですが・・・。