松山に住んで約10年。とは言え小さい頃を過ごしたわけではないので、あまり街のことを把握していないわけで。
そんなこともあって、いくつか気になる場所があります。そのひとつがここ。
松山神社という、道後の山手の方にある神社。以前聞いた話だと、松山城から見て鬼門に当たる場所に、松山神社と常信寺を建てた、とか。真相は調べていないのでよくわかりませんが、確かにそういう場所にあたりそうです。
今朝は、夏休みに入ったうちの4歳児と、出勤前に散歩です。道後の”元ダイエーコーノ”の脇の細い坂道をひたすらまっすぐ上がっていきます。ここまで真っ直ぐの路地ってあまり道後近辺では見ない気もしますが、気のせい?!
道路が細いのに車は結構通るので要注意なのですが、道路が右に折れて分岐するところからは石段が始まります。この石段付近から結構いい雰囲気。上のほうまで見通せるためにしんどそうに見えますが、4歳児でも意外と簡単に上がっていけます。
上がってみて驚くのが「三つ葉葵」の御紋! よく読んでないですが、解説には菅原道真公と徳川家康公を祀ってあるようで。なるほど、本物の葵の御紋ってことか。生身の大きな紋を見るのは初めてだったかも。
帰り道は真っ直ぐではない道を探して。というのも、どうも尾道の風景に似たものが見られるのではないか、と勝手な推測をしたから。クルマの入ってこない路地を見つけて歩いてみました。局所的には似たものを感じましたが、うーん、やはり尾道の風景は尾道に行かないと。
尾道の坂を上のほうに上がって面白いのは、街の音が下から色々と聞こえてくること。松山神社の社殿のあたりでは同じような音の環境にあるように感じたんでふと思い出したのでした。そういや松山城に上がると、同じく街の色んな音が下から聞こえてきて、面白いですよ。
そんなわけで、散歩コースとしてこれからちょくちょく上がることになるかもしれません。