社風の違い? 手順の違い?

投稿者: | 2007年8月13日

そういえば先日、随分と久しぶりにJALに乗りました。小さい機体(JAC)とかMD(旧JAS)以外は長らくのっていない、いやほぼ未経験だし、一時期、JALはマスメディアに随分と問題を指摘されたので、ANAとの違いを意識しながらの搭乗。
 ANAでもJALでも同じように、ドアクローズ後ドアモードを変更して、ドアを開くと自動的に脱出用シューター(スライド?!)が出る状態にされますが、一時期報道されたように、モード変更のミスが過去にあったわけで。で、ANAでも「Cabin attendants, move selector levers to armed」というような業務放送が流れますが、JALはこれが随分と念入り。ANA同様の言葉の後に付け加えて、「客室乗務員は相互確認を行ってください」という具合。きっちりやっている感じがして、安心感が増しますけどね。
 今回乗ったのがB767なので、ビデオスクリーンもある。JALの安全のビデオはある程度の機種共通なのか?という感じでした。ま、JALのWebページで見るものと一緒ですけど。そして、ちゃんと前方を映すノーズギアのカメラも付いていました。以前整備場で聞いたところでは、このカメラはメーカーオプションのようなものらしい。
 そしてLine Up and Hold Runway32が指示されたあろうタイミングで離陸前合図の音。それが、4回なるのが当然だと思っていたわけですが、今回の便は2回。JALって2回なのかぁ。で、飛行機は加速して、離陸。同じB767ですが、何かエンジンの音が違うような気が。同じ機種でもエンジンは会社によって違うものを積んでいたりしますが、いつもの後方席でなくエンジンの近い席だったこともあり、気のせいかもしれません。
 ま、飛んでしまえば基本は同じようなコース取り。南紀白浜空港に近いコースになりました。で、順調に進んで、着陸10分前くらい。ポーンと1回だけベルトサインの音。そして着陸前のアナウンス。ANAだと、着陸態勢以外で揺れるかもしれない場合には1回のポーン、最終の着陸態勢というと4回鳴らされるのが通常だと思うわけで。
 単に1回乗った程度でこれがJALのいつもどおりのこと、と思うのは単純すぎますが、何か違いを色々見たような気がしました。そうそう、久しぶりに第1ターミナルに到着。何か見る風景が久しぶりなのと、それ以上に違和感があったのは、到着と出発のお客さんが混在する風景。羽田では、分離されている第2ターミナルに馴染んでいるので、ああ、そういえばこんなだったな、という印象。
 そうそう、羽田の第2ターミナル、PBBで乗降できるスポットが増えたわけですが、南側の奥から北側の奥まで歩いてみました、動く歩道も使いながら。下手すると20分くらいかかりそう。搭乗口が端っこの方だったら、気合を入れないといけないですな。重い手荷物は預けないとつらいでしょう。
 あと、スターフライヤーは1タミ。ANAと共同運航便になったけど、1タミということで、ANAでチケット買った人なら混乱するかも。そういやスターフライヤーが9月から関空?羽田線に進出するらしい。乗る可能性が少し出てきたかな?