昨日帰宅すると、『年金特別便』と書かれた封筒が!
ちょうど数日前、コンピュータ上の記録の照合が完了したとか何とか、ニュースが流れていたので、検索してみるとこんな感じ(時事ドットコムから)。
社会保険庁は14日、基礎年金番号に統合されていない約5000万件の「宙に浮いた」年金記録の解明状況を、政府の「年金記録問題に関する関係閣僚会議」に報告した。コンピューター上で実施した照合作業の結果、持ち主を特定できたのは最終的に1172万件にとどまった。既に死亡が判明するなどしている1898万件を除き、2025万件は依然誰のものか分からず、今後さらに解明を進める必要があるとしている。
政府・与党が3月末までに終えるとしていた照合作業は取りあえず完了したものの、記録漏れ問題の解決には程遠い状況だ。
そのニュースを見た時、「照合作業が完了した」というから、ふーん、と思っていたわけで。
で、この特別便の中身を見てビックリ! 「5000万件の確認中の記録の中に、あなたの記録と結びつく可能性のある記録があるため、お知らせしています」とある。今の勤務先と前の勤務先は共に公務員共済に加入している形になる(国立大学法人になったものの、加入しているのは文部科学省共済です)ので、そのあたりは一本化されて掲載されていました。が、その前は全くの空欄。って何にも加入していなかったことになっている。ん?書いてあることは正しいんだけど、欠落している部分があるってことかなあ。納めたことは間違いないんだけど。
ちょうど私が大学生だった頃に、国民年金の制度が変わった。てっとり早くWikipediaで見てみると、
1986年 全国民共通で全国民で支える基礎年金制度が導入され、学生を除く20歳以上60歳未満の日本に住むすべての人が国民年金に強制加入になった。
1991年 学生が国民年金に強制加入になった。
とある。当初は学生は任意だったと思うけど、父が肩代わりして納めてくれていたし、当然強制化された後も納めているのに。
国民年金を納めていた住所と、現住所が違うからこんなことになった?でも、初めての勤め先は大阪だったから、自宅(実家)住所で勤務先には登録したし、だから共済にも当然実家住所で加入した。国民年金の番号は職場で登録したような気もするんだけど、どこでどういう風にデータがずれたんだろう。
これに関連して、ひとつ気になることがある。松山に引っ越してきた頃だったろうか、「基礎年金番号通知書」なるものが送られてきた記憶がある。その時「こういう場合は連絡葉書を送り返すように」と書いてあったものの、文面がすごくややこしく、現在公務員共済に加入している人は特に連絡の必要がないと書かれているものと解釈していた。もしかすると、ここにキーポイントがあったのかもしれない。
「照合」といってもデータベース内で検索してみた、ってだけなのか?私のケースはニュースで言う「持ち主を特定できたのは最終的に1172万件」のこの中なのか? あるいは”結びつく可能性”と書いてあるんだから「2025万件は依然誰のものか分からず」に入るのか?定義をよく調べないと、それもわかんないです。
実際のところ・・・。実は特別便の中のデータ作成日が今年の1月になっていた。ん?1月に作ったのを3月に発送したの?
とりあえず訂正するよう手続きに入るつもり。