想定外、想定外と言われるが、どうも気に入らない。というのも、想定外にも色々あるから。
例えば想定の範囲が1から10まであって、可能性から考えて2以下を想定しないことにした。すると1と2は想定外。
10 | 想定内 |
9 | |
8 | |
7 | |
6 | |
5 | |
4 | |
3 | |
2 |
ボーダー以下 想定外 |
1 |
しかし、そもそも1から10までの想定の範囲に入れていないことも、やっぱり想定外。本来、想定外というのは1から10までの範囲に含めていないことだと思うんだけど。そういうものをゴッチャにして想定外、想定外と言われても「違うでしょ!」と思うわけで。
そもそも2以下を想定外にする時に、可能性だけではなくて経済合理性まで含めて考えてしまう場合もあるだろう。そうなるともうグチャグチャの世界。「想定の範囲に含めてしまうと、経済合理性を考えれば実施不可能」というのであれば現実一般社会で実施すること自体が間違っている。せいぜい実験室の中で取り組むべきことであって、科学の世界では成り立っても、商業の世界で実施するのは無理というものだろう。
結局、想定内、想定外というのも0か1か、OFFかONかというようなデジタルな判断に陥っているように思う。そして最近のニュースやネット上のつぶやきなどを見ていると、デジタルな判断が横行しているように思う。実際にはONとOFFとの境目に際限なく世界が広がっているのであって、アリかナシかの世界ではないように思う。
まあちゃぶ台はひっくり返すか返さないかのどちらかしかないといえばそうかもしれないけど・・・、と勝手なことを言ってみた。深い意味はないです、ハイ。ブログ記事を更新しないと「年末に何かあったんか?」と言われそうだし、無理矢理。