ベルトサインが消灯して、飲み物の準備が終わった客室乗務員さんたち。カードを引きながらサービスを始めようというところで突然揺れ始めて。「うーん、これはサービスするには厳しい揺れだよなあ、どうする?」というところでカートとともにギャレーに戻られました。するとそれまでにない激しい揺れになって「マズいぞ」という状況。半開きのカーテンの向こう、ギャレーの中では客室乗務員さん全員がしゃがみこんでバーに捉まって。そこにさらに激しい上下動。コックピットから客室乗務員を呼び出すチャイムが鳴りましたが、赤ランプが軒並み消えず。みんなそれどころじゃなくて、ギャレーの中で低い姿勢を保持し続けて。
今日は珍しく非常口座席に座っていて、最後方ではなかったのですが、B777-300があそこまで揺れるとは。もしかしたらポーポイズ現象?という具合に、1秒持ち上げられて続く1秒で突き落とされる、というような上下の波乗りの連続で、膝に置いていた私の手が勝手に頭の高さまで持ち上げられてましたよ。大人の本気の悲鳴を久しぶりに聞いた気がする。
いやあ、ドリンク配る前で、乗務員の皆さんが戻って捉まっててよかったです、ホント。そして、高度を変えたらピタッと止んだんですけどね。