株主総会のピークの日、東京に行ってるのは毎年のこと。今年も行きました。
で、会場入りする直前に看板を見て驚いたのが「おみやげはありません」と。招集後通知をよくよく見てみるとそこにも書いてありました。事前の確認不足!
で、おみやげがなくなったせいもあるのか、受付は超スムースというか、どんどん流れる・・・、そして会場へ。30分前くらいに入りましたが、前から7列目のど真ん中で議長の真正面。久しぶりにこんな位置になってビックリ。そうそう、会場内の誘導に以前から客室乗務員らしき人が居るのが当たり前でしたが、今年は少なくなった気もする。実際のところ、どうなんでしょ。ちなみにANAの腕章を付けた警備らしき男性陣には以前から見る顔も。警察官も混じっているとかいないとか…
そして議長の演台の背後には4人くらいが座るテーブルがあるのですが、うーん、あの人は毎年見る。総務なのかな?株主の出席票番号から検索してどんな株主か要注意人物かなどをチェックして議長に知らせるような仕事もしているんだろう。質問に対する回答案を提示しているのかもしれない。しかしこの人、ちょっと老けたな、とか考えながら見ていた。
そして総会は定刻に始まりました。大橋会長は結構お年を召されたな、という印象。しかし威厳は以前と同じような感じ。現社長はこれまでの系譜と比較すると柔らかいイメージで、私自身は以前の経営陣の雰囲気の方が好きだった。
質疑に関しては、株主が利用客でもあるという状況から、毎年『それはお客様相談室みたいなところに言えばいいじゃないか』というような質問が多く出る。あと、飛行機オタク的な質問も出る。『物言う株主が増えた』なんてニュースで言ってるけど、実際にはそんなに変わり映えしない。的を射た質問は以前からあるし、オイオイという質問も多い。今年もそうだった。特に顕著だったのは『社債発行時に特典を』というもの。他社でもあるんだから、というけど、株主と債権者は本来利害が一致しない立場であって、社債を買う人に余分な金を払うくらいなら株主に還元しろ、ということになるのが本来。
ま、物言う株主というのは本来は機関投資家が厳しいということであって、一般株主が株主総会で質問した程度では物を言っている内に入らないと思うわけで。ちなみに、株主総会の雰囲気というのは何故か教授会によく似ている。一応株式会社の最高意思決定機関ということなんだけど、まあ実際のところそんなすごいものではないですワナ。さてさて、報告事項の後、議案が上程されて質疑。トンチンカンな質問が出たりするのが似ている、なんてことはない、ない…