飛行機と鳥

投稿者: | 2013年10月13日

どうやら朝日新聞北海道報道センターさんのつぶやきが騒ぎになってしまったようで。

まあ、バードストライクについて知らない人にとってはこの程度の認識が普通なのかもしれない。

私自身、生で飛行機にぶつかる鳥を見たことはない。似た状況としては昔々、名神高速を走る高速バスでフロントガラスに鳥が当たるという場面に遭遇した。目の前に鳥が迫ってきたかと思ったらガラスに当たってゴンと結構大きな音がした。直後に運転士氏が片手で拝むような仕草をしていたのが印象的で、おそらく過去にも経験があったんだろう。
その他には、乗っていた飛行機でのこと。離陸直後のアナウンスで『前方席のお客様はお気づきになったかもしれませんが、離陸時にコンという音がしまして、おそらく鳥とぶつかったものと思いますが、当機には異常がないようですので・・・』と。後方席を好む私にはこの音は聞こえなかった。
まあATCを聞いていれば鳥絡みの連絡は結構ある。『鳥とぶつかったようだ』とコックピットから連絡が入れば滑走路を閉鎖して点検するし、『○○付近に鳥の集団がいるとの連絡がありましたが見当たりますか?』なんてのもある。

鳥と飛行機とがぶつかるのは両者とも命取りに成りかねない。だから鳥を追い払うわけで、Happy Flightでも「バードさん」が登場していた。この関連で笑い話。コックピットから『えー日本語で申し上げます、○○付近に鳥が2~3人、いや2~3匹ウロチョロしています』と。それも言うなら2~3羽でしょ? 英語だと呼び分ける必要がないからついついこうなっちゃったかな?