何かを書くにはtwitterの方が簡単なので、何やかんやつぶやいているものの、ブログは一本も書いていなかった。まあ、日々考えていることは色々あるものの、まとめるのが面倒というか、逆にジックリ書きたいけど書けない内容があるというか、まあ色んな理由で書いていなかったわけで。
で、昨日、本屋さんにフラッと立ち寄って感じたことをまとめてみようと思う。
本屋さんには時々立ち寄るし、たいてい新書コーナーはサラッと見ている。それが、昨日に関しては「何か変?」な感じがした。というのも、ネット上ではほとんど見かけない人物たちの顔写真入りの帯が付いた新書が多数並んでいた。しかもそこで感じたのは「この人ってこの分野のことを知っている人だったっけ?」ということ。
それが池上彰さんならわかる。専門分野以外のことでもとりあえずスーッと説明ができる人だから、あらゆる分野のことを書いていても不思議ではない。池上さんの説明というのも微妙なところがあって、「あれ?」ということもあるんだけど、幅広い分野について説明ができる人。だけど、昨日の新書コーナーで見かけたのは「どうしてこの人がこの分野について語っているの?」と思える人の著作。その人がブログで書いているのなら別にフーンで済ますところなんだけど、「売り物として書いているんだぁ」という不思議な感じだった。
本屋さんの新書コーナーで売れている本、売りたい本を並べるのがその書店の店員さんの好みなのか、あるいはチェーン店ならチェーン本部の指示なのかわからない。ただ、昨日行った本屋さんのラインナップを見て、普段自分の接している社会と違う社会があるような気がした。ネット上、特にSNSでは自分の関わりたい人の発言が目に入るような仕組みになっている。普段そういうものを中心に目にしているからかもしれないが、昨日のラインナップは自分の捉える社会からはあまりにもかけ離れていた。何か掛布さんや川藤さんがコーチではなく現役選手として出ているような。
いずれにしても言いたかったのは、自分に都合のいいものばかり目にするようにしてるのかな、という不安。もちろん、自分が見たいと思わないものを無理に見なくてもいいわけだけど、社会の一面しか見ていないことは意識しておかないといけないんだろう。