名古屋出張から無事帰ってきました。”無事”というのは、特命ブログにも書きましたが、離陸後しばらく地獄のような揺れを経験したからで、過去の揺れワースト2に入ります。雲にはいるとグンと突き上げられるようになったり、いきなりスポーンと底が抜けたようになったり。思わずつかまるところを探すくらいの揺れでした。
機体が小さいから揺れも大きいのでしょうが、もしあんなのが続くと乗るのがイヤになるよなー。しかも出発前にエンジンが始動できないなんてトラブルがあったし。
で、帰りの便は南回りでした。名古屋近辺のひどい揺れの中、”どっち向いて飛んでるの?”ってことで、腕時計のコンパスで見るとグングン南南西へ。そっかー、噂に聞いていたのでは、西向けは琵琶湖から中国道、尾道コースだったのですが、どうやら南回り。今日の場合、ちょうど北回りのコース上に積乱雲があるようでした。
途中、熊野川と思しき川もよく見えました。紀伊半島のかなり南の方、紀伊勝浦あたりでやや右に曲がって西進。アナウンスによると18000ftだったでしょうか。往路の1.5倍ほどの高度です。で、気付いたのは、
「これっていつもの東京行きのコースを逆にたどってるってことかぁ!」
予想のとおり、その後高知方面へ。あとは四国西岸まで出て北上して進入するのかな、と思っていたら、いきなり川内に出て松山の真上へ。まさに東京便の逆コースです。過去に一度だけ、こうやって松山上空に出る便に乗ったことがありますが、それはもう9年前くらい?! 久しぶりだし、ベルトサインもまだ点灯しなかったので、デジカメで撮ってみました。
よく見れば写ってます
全体に霞んでましたが、松山の街をすぐ上から見渡せたので、まあいいフライトだったかな。その後は勝岡の免許センターあたりを通過して海の上、島々を見ながら北西へ。そして、二神島でUターン。ILSアプローチってことでしょうか。大して揺れることもなく無事着陸できました。メデタシ、メデタシ。