危険なモノが置いてあります

投稿者: | 2006年1月20日

この時期、非常勤先の試験の答案とか、入試の監督要領とか、研究室には取り扱い注意のモノが増えます。
 そんな中、今年は特別ややこしい書類一式が手元に。うーん、それが何なのか喋りたいけど喋っちゃいけない、と思う。実際に何が置いてあるのか、聞いてしまったら
なーんだ、その程度のものか
ということになるんでしょう。でも、喋っちゃあいけなさそうです。
 そうそう、その書類一式と関係のある話なのですが、国立大学が国立大学法人になったために、各大学で取り決めないといけない事項と言うのが増えたように思います。それが、事務組織だけでは対応しきれない内容だったりするので、教員にもお声が掛かります。そんなわけで私の研究室にも、今まではあるはずの無かった書類があったりするわけです。
 で、今日別件の資料作成で色んな大学のWebページを見たのですが、この書類についての他大学の広報記事を見つけました。うちの大学でも向こうと同じように、仕様書のようなこの書類を作成したわけで、「あちらさんはどんな風に書いたんだろう?」とか「うちではこの項目を追加したけど、向こうには無いな」とか「あ、これ、いいかも」なんてことが出てきました。
 結局、各大学で決めなきゃいけないことになったせいで、私の仕事も増えたわけですが、そんな時思うのは
「どうせ全国で同じことをそれぞれ考えなきゃいけないんだよなあ、もしかして、それって無駄?!」
うーん、無駄と言えば無駄なのかもしれません。全国立大学法人共通で決めておけばいいじゃん!とも思うわけで。
 ただ、それぞれが工夫して競争するべし、そういうことなんでしょうね。だから結局各大学で知恵を出さないといけないわけですな。次回の会議に備えるとするか。