ANAのQ400が高知空港で胴体着陸をして以降、このブログへのアクセスはQ400のトラブルに関するGoogle検索からのものが急増中です。確かに関連エントリを書いてるもんなあ。
そのQ400も含まれるDHC8シリーズ、今度は天草エアラインのものがトラブル続き。こちらも松山空港に乗り入れているものなので、日ごろからよく見ているわけですが。ブログでない、トップページの飛行機写真集の中にも置いていたように思います。
さてこのDHC8シリーズ。以前から厳格なスケジュールの仕事の場合は避けてきました。随分と前の話ですが、欠航とか遅延が結構な頻度で発生していたし。ただ、乗ったことがないわけではなく、意外と何回も乗っていたりします。名古屋?松山とか伊丹?松山とか。
この機種に乗ると、普段はなかなか体験できないものを目にすることになります。それは、自分の乗っている飛行機の車輪の上げ下げを目の当たりにできる、ということ(もちろんノーズギアではないですよ)。
Fokkerでも同様の状況ではありますが、目の前で車輪が上がっていくのは実に面白い。離陸滑走して加速して、機体が浮いてきたところでメインギアのサスペンション?!油圧シリンダ?!が伸びていって、伸びきったところで”スコーン”と音がする感じ。そしておもむろにギアが格納されていきます。このシーンを初めて目にしたときは、ホントに感動ものです。
着陸が近づいてくると、今度はメインギアの格納部の扉がいきなり開きます。当然コックピットで操作しているから開くんでしょうが、客席にいる客の立場からすると、ホントにいきなりでビックリします。そして車輪が出て”ガツン”とロックされるような感触が。見ているといつも、”これがフニャッといかないよなあ”と不安にもなります。着陸の瞬間はタイヤが接地する瞬間、”キュッ”と可愛らしい音を立てて。機体の軽さを感じさせます。
ま、何かと不安を呼ぶQ400ですが、搭乗される方は、こういうことを楽しみに乗るのもいいんじゃないかと。座席列でいうと13番前後あたりでしょうか。って、そういえばQちゃんは4番とか13番とか欠番じゃないんですよね。ただ、最近のANAグループでよく見るんで、普通になりつつあるのかもしれないですけど。