完全な冗談です

投稿者: | 2010年5月18日

まあ、随所で話題になるんでしょうが、コメント。
twitter.comはソフトバンクモバイルのウェブ利用制限サポートのページでは「コミュニケーションサイト」の「子どもの利用への配慮が不足、大人が対象」に分類され、ブラックリスト方式により『ウェブ利用制限』レベルでも『ウェブ利用制限(弱)』レベルでも制限されます。これはつまり、中高生には不向きとしてアクセスさせないことを意味する。(ブラックリスト自体はネットスター株式会社という外部の会社のURLリスト分類基準に基づいているようですが。)
 そして、「未成年者のインターネットアクセス制限サービスへの加入は法律で義務として定められています」ということも、上のサイトの注意事項に書かれているわけです。
 ということで、『もし、ツイッターで政府が『18歳未満はフィルタリングかけろ』って言ったら、私は総務省にガソリン持っていって火を付ける』なんて発言が見られたんですが、現状についてはどう理解されたんでしょう。確かに総務省が分類をしているわけではないんでしょうが。とは言え、まさか、現状を知らなかったはずもないと思いますが。
 この動画自体はUSTREAMで世界に中継され、録画も見ることができ、また、twitter上では「完全な冗談です。不適切発言お詫びします。」と述べながらも、他者のtweetをRTする形で自分の発言を載せてしまっている。まあ某巨大匿名掲示板での発言なら、偽計業務妨害とか騒ぎになりそうなところですが、こういう冗談が文字として載ってしまうからR18みたいなことになるように思う。ただ、真似して捕まるのは大人なのかもしれませんが。


まあ、冗談は冗談として、どうしてそこまで感情的になったんだろうか。もしかしてフィルタリング対象だとは思っていなかったのか?まさかそんな筈はないと思うが、ビジネスの点でいうと奇妙な点もある。
今回のSBMの押しはtwitterであり、ツイケーとまで言っていたわけだが、じゃあ中高生には全く使えない筈の機能をあそこまで一押しにしたのか? ま、中高生は春だけターゲットにしておけばよく、中高生が本来ケータイでtweetできないことはスルーしておきたかったんじゃないかとも邪推してしまう。