次から次へと色んなことが起きるドラマ「TOKYOエアポート」。今週末は放送がないんですな。最終回は12月23日、しかも9時45分からとか。
そもそも9日後がクリスマス・イブということが信じられん!
JAC
飛行機の乗り継ぎ
国内線で同じ会社の飛行機を乗り継ぐ場合、あらかじめ予約してあれば特に手続きが必要だとは考えないかもしれない。ただ、ケースによっては要注意。
A空港-B空港-C空港と乗り継ぐ場合で考えてみよう。これらを一括して(一つの経路として)予約しているならば、おそらく問題はない。しかし、私の場合はそうではない予約の仕方を選ぶことがある。というのも、A-Bの往復、B-Cの往復といった具合に予約することが多い。ANAばかり利用するのでANAの例で言えば、ビジネスきっぷというものがある。これは特割よりは少しだけ高いが、予約変更もできる運賃。この運賃は往復セットで売られることになるので、予約も別々になるわけだ。しかも、手荷物を預けない場合はスキップサービスという航空会社のカウンターに立ち寄らなくてもいいシステムがあるもんだから、注意が必要になる。
ここで実例として松山-伊丹-羽田で考えてみよう。どういう場面で要注意かというと、経由地伊丹空港で保安エリアから出ずに乗り継ぐ場合だ。松山空港の保安検査場を通過する時点で松山-伊丹のチェックインはできているが、引き続き伊丹-羽田に乗るという情報を航空会社側に伝達できておらず、単に伊丹空港を出発地にして乗る客として扱われている。なので、伊丹空港で何らかの手順を実行しなければ「伊丹空港に来ていない客」「伊丹の保安検査場を通過していない客」ということになる。私は実際に搭乗口でケータイをタッチしても弾かれた経験が何度かある(失敗を繰り返しているんだから、いい加減気づけよ、自分)。もし、乗り継ぎ便がオーバーブッキングだったりすると、乗れなくなっていたんじゃないかとも思う。
で、要するに「予約はバラバラだけど乗り継ぎですよ」ということを航空会社側に把握してもらうことが必要。手続きとしては、一区間目に乗る段階で航空会社のカウンターに行って「予約はバラバラだけど乗り継ぎですので」と言って端末を叩いてもらう方法がひとつ。もうひとつは乗り継ぎ空港内の暇そうな搭乗口か、空席待ちカウンターのようなところで乗り継ぎ情報を入れてもらう方法かな?
でも色んなことを考えると、絶対に前者の方がいい。1本目の便の着陸が遅れて2本目に乗れなくなるなんてこともあり得る。その場合、乗り継ぐ客として登録されていなければ、上空待機で旋回しているうちに単に空港に来なかった客扱いにされてしまう。最初から乗り継ぐ客として把握してもらっておけば、1本目の到着が少々遅れても2本目の出発を少し遅らせて待ってくれたり、あるいは次便への手配変更をしていてくれたりする。
揺れたぜぃ
ベルトサインが消灯して、飲み物の準備が終わった客室乗務員さんたち。カードを引きながらサービスを始めようというところで突然揺れ始めて。「うーん、これはサービスするには厳しい揺れだよなあ、どうする?」というところでカートとともにギャレーに戻られました。するとそれまでにない激しい揺れになって「マズいぞ」という状況。半開きのカーテンの向こう、ギャレーの中では客室乗務員さん全員がしゃがみこんでバーに捉まって。そこにさらに激しい上下動。コックピットから客室乗務員を呼び出すチャイムが鳴りましたが、赤ランプが軒並み消えず。みんなそれどころじゃなくて、ギャレーの中で低い姿勢を保持し続けて。
今日は珍しく非常口座席に座っていて、最後方ではなかったのですが、B777-300があそこまで揺れるとは。もしかしたらポーポイズ現象?という具合に、1秒持ち上げられて続く1秒で突き落とされる、というような上下の波乗りの連続で、膝に置いていた私の手が勝手に頭の高さまで持ち上げられてましたよ。大人の本気の悲鳴を久しぶりに聞いた気がする。
いやあ、ドリンク配る前で、乗務員の皆さんが戻って捉まっててよかったです、ホント。そして、高度を変えたらピタッと止んだんですけどね。