ログと別件、787

投稿者: | 2010年6月4日

最近、このレンタルサーバのログに奇妙なものが紛れ込んでいる。
 User-Agentがちょっと変。アクセス先となるファイルはただひとつで、それ以外には見向きもしない感じ。大阪近辺で複数IPを移動しつつアクセスしている様子。おそらく相手は人間ではなく自動か何かでアクセスしているので、ここに文字で書いても影響しないと思いますが、うーん、もしかして、アタックされてる?その割には悠長に20秒おきとかになっているし。
 アクセス元IPにある大学が含まれているのが気がかり。あの先生がブラウザの試作品か何かでアクセスしているんだろうか・・・。でもそのファイルには全くご関心がないと思うのですが・・・。
 そういえば今日のニュースに、787が年内納入されるようだとの情報。そして秋には日本にやってきて試験飛行をするというから、楽しみ。それも、飛行だけじゃなく地上のハンドリングというか、空港での運用やメンテナンスも含めたテストというから、さて、どこが選ばれるんでしょうね。あちこち試すのかな? ま、それよりも最初に日本のどこに降りてくるのかなあ。多くの人が集結するんでしょうね、千歳?セントレア? 関空? まさか、羽田?
 ボーイングのサイトによると、287フライト、886時間をこなしているらしい(1から4号機までの通算)。4号機までがRolls-Royceで、5号機、6号機はGEということのよう(ANAはRRでJALはGEだとどこかで読みましたが)。アメリカではANAのパイロットさんもフライトしているようだし、遅れに遅れた納入ですが、着々と準備が進んでいるということなんでしょう。
 そういえばRolls-Royceのエンジンって初めて乗ったトライスターやYS-11がそうだったかな。臆病者なので、乗るのは将来、先の方でいいです。
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ホタルの季節

投稿者: | 2010年6月4日

この週末は「ほたるの里ふたみ」ほたる祭りです。6月5日土曜日と聞いています。
http://iyokankou.jp/event/entry/000103.html
翠小学校も美しい、懐かしい感じの建物なので是非どうぞ。
私以外は揃ってお出かけ予定。自分自身は・・・、周回遅れで最終コーナーを曲がった感じのポジションなので、遠い目。

ニュースはこれ一色...

投稿者: | 2010年6月2日

野口さんが大空のさらに上の方から帰還ということで、しかもシャトルでの着陸ではなく最後はアポロチョコのようになっての着地はなかなか面白い映像でした。あれだとピンポイントで着地点が絞れていないという感じなのかなあ。いきなり強いGに晒されてお疲れ様としか言い様がない。野口さんによる宇宙からの写真はすごく面白かった。
 しかし、そのニュースはほとんど見ることができない。
 今日のニュースは首相と幹事長の抱き合わせ辞任という感じで、昨日の不敵な笑みはこの抱き合わせを企んでいたからなのか、どうなのか。
 こうやって短いうちに首相が交代するようでは、やはり官僚主導の方が便利というか、政治主導になれないでしょう。陳情は幹事長室に一本化といってきたが、幹事長室のメンバーが交代してしまえば、また一から説明し直して、優先順位を何とか上げてもらって、という取り組みをすることになるように思う。これまでやってきたことは何だったん?というのが、陳情する側の気持ちではないか、と。
 そんなくらいなら、人事異動はするけれども官僚さんたちの方が安定的で、部員、課員が総入れ替えにならない限り、それなりの継続性も保てるような気がする(いわゆる霞ヶ関の人事なんかをフォローしたことがないので、実態は知りません)。政治主導を目指していながら、結局「やっぱり官僚依存の方がやりやすい」という印象を残してしまったのではないだろうか。
 それに、対外的(国際的)にも「ああ、またあの国のリーダーは交代したのね」ということで、「閣僚と詰めの会談しても明日には消えてる奴かもしれない」などという受け止め方をされているのかもしれない。中国の首相が訪日した際に鳩山首相が「短い滞在期間に・・・」と言っていたのがすごく気になった。今頃「短い在任期間のうちにお会いできてよかった・・・」なんて冗談が飛び交っているかもしれない。
 ま、とは言え、現首相は余計な欲はないんでしょう。ゴチャゴチャ言われ続けるくらいなら、サッサと去ろう、ついでに幹事長も道連れに、と言ったところか。ホントはゴチャゴチャ言われながらも道筋を付けるのが政治主導だと思うが。

決済方法の影響

投稿者: | 2010年5月28日

iPadの日本発売で全国ニュースや地方ニュースが賑わっていた。
 iPadに関して、電子書籍リーダーという位置づけだけ?という紹介もあったが、iPhoneの大型判という見方もできるし、机上のフォトビューワーという使い方もあるだろうし、使い手の考え方次第な面だと思っている。
 とは言え、電子書籍リーダーとしてのiPadには大いに関心がある。有名どころとしてAmazonのKindle(ハードウエア)が先行していたのが、iPad向けにもソフトウエアとして提供された。Kindleはあまり振るわないとも聞くが、iPadの行列のニュースなどを見ていると、これをきっかけに、電子書籍が日本でも一気に普及していくのかもしれない。
 ただ、その時に気になるのが決済方法。大学の予算で書籍を購入する時のことを考えると、何だかなぁ、将来不安、という印象を持っている。
 大学の予算で書籍を購入する場合、基本的に自分の財布で決済するわけではない。むしろ、自分の財布で決済しておいて、後日大学と自分とで精算というような方法は、一部の特例を除いて基本的にはできない。例えば図書館に発注して図書館が精算するか、自分が発注だけをして図書館が精算する。いずれも本屋さんへの支払は後払いになっているようだ(私立大学では違う方法もあるだろうし、国公立大学でも大学によっては考え方が違うかもしれないが)。
 要するに、自分でクレジット決済とか立替払いという支払方法が基本的に使えない。そうなると、電子書籍の購入というのには随分と障壁が高いように思う。この調子だと、電子書籍は自腹で買うことになってしまいそうだ。
 ただ、こういう仕掛けを続けていくことには、将来的にもある程度意味があるかもしれない。大学の予算で書籍を購入する場合、短期的な使命を持った本が消耗品となる以外は、基本的に資産扱いとなる。自分以外のほとんど誰も読まないような本も図書館の所蔵になり、図書ラベルか付けられて、蔵書印も押される。研究室に並んでいる本も、全部図書館の所蔵。もし所属大学から転出したりする場合は、その大学に残して異動するか、転出大学に持って行っていいという許可を得ないといけない。
 その点、電子書籍になると、個人に帰属するという性質が強くなるんだろう。その人の端末に保存するんだろうし、誰かが貸し出してくれと言ってきても、「その本は自分のiPadに入っているから貸し出せないよ」となるんだろう。あるいは、大学図書館利用者の誰もが読める(貸し出せる)状態にしようとすると、電子書籍がどんな高価な存在になるんだろう、という不安もある。実は、一部の雑誌は電子ジャーナルと言って既に学内のネットを通じて入手するようになっている。専用リーダーが必要なわけではないし、PDFでダウンロードしたり、印刷したりできるので非常に便利。ただ、膨大な人が読める状態にするわけで、その契約はやはりかなり高価だと聞いている。
 そういう意味では、電子書籍が普及し始めても、電子版は私費でどうぞ、紙媒体やCD-ROMなら公費でも買えますけれども、となるのかもしれない。将来「この本は電子版しかありません」なんてことになってきたら考え方を変えざるを得ないんだろうけど、研究書でそういう時代が来るまでに何年かかるんだろう。意外と早いんだろうか。
 決済方法が仕事を縛る、というのは嫌い。会計手続きが仕事を縛るのも嫌い。ただ、民間企業でも同じようなことは起きているのだろう。経理がうるさいとか言って、嫌われる原因になるんだろうなぁ。

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出先にて

投稿者: | 2010年5月24日

宮殿工場
 見学後、集合写真のポージングの打ち合わせ中・・・。
 今日は朝から雨天で、写真は無理かな、と思いつつ出発したのに、ここに着いた時点で北の空は青々と(南の空はおそろしく曇天)、これぞ瀬戸内か、という空模様。
 日本食研愛媛本社、宮殿工場が本日の訪問先でした。松山から大阪行きの飛行機でA席側に乗ると、空からでも比較的よく見える場所です。
 事前予約して、当日一人1,000円。今回は誰でも行くことのできる、いわゆる観光コース的な事前の質問票などを用意せずの見学でしたが、学生さんも結構楽しんでいました。子供連れの方も見かけましたし、クルマも他府県ナンバーだったり。工場見学は実に面白いわけで、自動搬送機などを見ているだけでも興味津々。
 そして、午前・午後通しのコースにすると、お昼に社員食堂でランチを食べることができます(もちろん、お食事代は別料金ですが)。「世界の社食から」なんてテレビのコーナーもありますが、社食も面白い。社食で社長(現会長)とご対面したこともあったりします。
 最後に頂けるおみやげは、前回はひとつを選ぶ形だったと思いますが、今回は3点頂きました。担当頂いた皆さまにはお世話になりました。
 夏休み以降には今回の経験を元に、質問票も用意した、ミッチリとした工場見学に行く予定。