今日は久しぶりにQ400に搭乗。
松山?伊丹ということで、ずっと以前にYS-11で伊丹空港の北側からグルッと回った経験があったのを思いだし、伊丹へのアプローチで面白い写真が撮れるかも、と妙に期待。そのためいつもはA列(進行方向に向かって左側)にばかり座る私ですが、D席を予約していました。
それが実は肝心なことを忘れていました。朝の便なので、D列側ということはずっと逆光。
今日の飛行コースはこんな感じ。朝、家を出る時からうっすらと水蒸気が覆っている感じがありましたが、気温の上昇と共にクリアになってきました。石鎚山とか目ではきれいに見えたのですが、逆光で写真としてはよくわからんものに。ま、その頃には高知県とその向こうには太平洋が見えて、結構きれいでした。
その後吉野川が見え、「あれ?ジェット機と全く同じコースじゃん!」ということで、伊丹の北側に出ない気配を察してガッカリ。ま、いいさ。今日は下界の景色が実によく見えるし。
で、和歌山から和泉山地を越えて、ここからは超ローカルな話。右席なので関空が見えませんでしたが、かなり右に向かう。あれ?この調子だとどこだ?南河内の中でもかなり南寄りを飛ぶ。南からのアプローチということで実家の上空を飛ぶことを期待していたのに、それよりもさらに南寄り。
結局和泉山地に沿って、東にどんどん向かっていく。えーッ!そんなに遠回りさせられるの! 下界にはダムが。これって滝畑ダムだよなあ。もうバリバリ河内長野だよ。もしかして、と思うとサイクルスポーツセンターも。あらら、友だちの実家だわ、このあたり。
このまま行くと千早赤阪だよ、というところでさすがに金剛山は越えず、北進。河南町だ!あそこは誰の家だっけ?という調子。あー、左席だったら実家がバッチリ見えたワケね。悔しい! それが、河南町を過ぎたあたりでさらに東寄りのコース。あらら、奈良県に入っちゃうよ、この飛行機。ホントに入っちゃいました。管制官がアプローチコースに飛行機を順に並べた結果、こうなっちゃったわけね。奈良産業大学が見えるし、王寺駅もよく見える。
っとここでさすがに伊丹に頭を向けました。そりゃそうだ。生駒山の東側に出るわけない。あとはもう一直線。フライトシミュレーターでいつも見る景色。鶴見緑地と大阪城の間を通って、毛馬の閘門を目指し、新大阪の上を通って・・・、着陸。
そういや今日の出発時のアナウンス。「機長は○○。」国内線しか乗らない私にとっては日本人の名前しか聞いたことないわけですが、今日は「ディビッド リンチ(仮名)」と。ちょっとビックリ。降機後に操縦席の左席を拝見すると、なるほど、やはり。結構若い方でした。前にウッドデッキの公園あたりから写真撮ったことがあったかも。
そうそう、帰りの便は最終のジェット機。松山空港の現在の最終到着便で、定刻が8時55分。出発も早かったけど、到着も早かった。そして着陸後後方から到着機が。誰だ?遅れたのは。と見ているとJAL系のQ400。遅れてたわけね。そういえば伊丹で32L滑走路に向かう途中、32RのところでJAL系のQ400が待機していた。あいつだなあ。ずっと後を追いかけてきたわけ? だとすると、やはりQ400ってプロペラだけどかなり速いんだ。