台風を追いかけて

投稿者: | 2007年9月7日

台風を追いかけて東京にやってきました。
 昨日の夕方には、東京羽田行きおよび羽田からの飛行機は飛べなくなったことは知っていたし、昨晩の松山空港には、東京に戻れなかったであろうB777とB767が泊められていたので、朝の松山空港を楽しみにやってきました。ただ、今日は引率ということもあり、飛行機モードになれる時間は少ない。
 というわけで、事前の屋上デッキからの観察もせずに搭乗。搭乗待合室からと、Push back後に見えた感じからすると、ANA系が搭乗機のB777-200、B767×2?!、B737。JAL系がB767?、Q400、B737?!(っぽく見えた)。ってことで、ボーディングブリッジの数と合わないわけですが、JALのジェット機が小型機エリアのあたりに沖止め?!されていました。沖止めというよりは、トーイングトラクターにつながれ、黄色の回転灯が灯ったた状態でしたけど。ANA側だけでも、こんなに飛行機止められたっけ?という感じ。
P1000125.JPG そうそう、今日の搭乗機は乗ってみると?な状態。乗る前から座席番号が予約と違っていたので、あれ?とは思いましたが。着席してみると、各座席の背もたれに液晶画面、そしていわゆる大きな前方のスクリーンが無い。ありゃりゃ、これは国際線機材でしたか。777-200ER。ってことは、だ。もしかすると前方席を取っていたらビジネスクラスだったのかなあ。国際線機材だけに、機内ではNHKラジオも放送されておらず、台風情報を聞きながらの搭乗とはなりませんでした。しかも座席位置の変更で主翼付近。下の景色は見えないし、フラップや、主脚の出し入れの音も激しく、飛行機にめったに乗らない学生さんにとっては少々刺激的な、嫌なポジションだったかも。
 そして、非常用設備のご案内も実演タイプ。あれ?国際線機材でも安全のビデオ、ありませんでしたっけ? 結局、離着陸時の前方映像もなく、うーん、ホントはあれが楽しみなんですよねぇ。そういや「翼の王国」までもが国際線仕様でした。国内線のものの後ろの方に英語のページがズラッと分厚い印象。
 その後、巡航高度はわからず。コースはほぼいつもどおりでしたが、伊豆半島近くで少々迂回させられたのかな?あと、速度はゆっくりに感じましたが特に揺れず。そして、降下してから、千葉方面に向かう間も、予想していたよりは全く揺れずに房総半島上空へ。さらに進むとさすがに雲が多くなりましたが、その切れ間から見えるのは住宅地というか市街地。どこまで行っても市街地で、工場地帯が全く見えない。海も見えない。で、わかりました。ILS22ってこと?! これは初体験ですな。Flight Simulatorでの経験どおり、街の上を延々とRunway22に向けて直進。普通羽田に下りる場合、着陸まで千葉を過ぎればほとんど東京湾の沿岸とか海上を飛ぶので、やはり違いが明白。
 そして今日、着陸前に見えたのが双子の政府専用機。誰だっけ?今日飛ぶの。後でニュースで見ました、安部首相でした。
 着陸直前はやや右に左にフラッとしながら。でも風がコンスタントに強かったんでしょうか、あまり不安定にはならず。先週の伊丹便や昨日の名古屋発の方がよっぽど揺れました。
 結局、上空でスピードを抑えて飛んだため、という解説もありましたが、ILSだったこと、出発そのものが遅れていたことから、定刻より20分近い遅れでの到着。
 そういや松山空港の新しい搭乗方法にとっては実にいろいろと練習になりそうな状況が発生しているのかもしれません。見ているとどうも、紙切れの場面によく直面するのが残念。もっと長いロール紙にしないと、補充回数が増えてしまう。手荷物検査場でも紙を使ってるし、搭乗口でも使っているので、紙切れでストップしたり。
 あと、バーコードタッチをちゃんとしないまま通過しようとする人も多い。機械が反応していないのに前に進んでしまう人が多くて・・・。


RJTT 062330Z 20027KT 3500 R34L/1200VP1800D R22/P1800N R16L/P1800N SHRA・・・
RJTT 070000Z 19028G39KT 7000 -SHRA・・・
RJTT 070030Z 19027KT 9999・・・
ってことで、到着時前後の羽田の風、結構激しいです。190度から28ノット、ガストが39ノット、どれくらいなのかよくわかりませんが・・・。