保安検査場・・・

投稿者: | 2007年11月26日

一応飛行機に乗り慣れているつもりなので、「保安検査場(手荷物検査場)はピンポンなしで華麗にスルー」というのがあるべき姿だと思っているわけですが、先日、数年くらいのレベルで久しぶりにピンポンを経験。
■保安検査場通過の心得(自分流)

  1.  ノートPCは最近の出張の必需品だから飛行機に乗る場合もたいてい持って行きますが、当然バッグから出してトレイの上へ。松山だと入口にPC用のトレイがあるのですが、羽田では見当たりません(中に入ったところにはクッション付きのトレイが置いてあり、係員にPCを手渡しすることになります)。出す必要ないのかな?とも思いつつ、事前に出しておくと「PCの取り出し、ありがとうございます」と言われるので、とりあえず毎回出す。
  2. ペットボトルの飲料は国内線では問題なく持込可である。ただし、ペットボトルを独特な検査機に通してもらうことになり、手間を増やしているような気がする。だから、基本的にペットボトルの飲料は飲み干して捨ててから通過する。しかも、飛行機内には必ずペットボトルの飲み物を持ち込むことにしているので、検査場を通過してから買う。(ベルトサインONのまま何十分も上空で旋回待機とか、ベルトサインがほとんど消えずドリンクサービスなしという経験もあり、手に汗握る緊張の中、飲み物は欠かせないと実感した)
  3.  ケータイ、小銭入れ、万歩計、鍵の束など、諸々を小さなトレーの上に出し、すべてのポケットをトントンたたいてみる。鍵の束はかばんの中に入れたり、コートの中に入れたりしてX線の機械を通すと、どうも判別に困ることがあるようで、何度かX線を通されたこともある。なので、トレイに出すのがよさそう。そうそう、コン・デジを内ポケットに入れていたのを忘れてたのがLatestの経験。小型化しているので忘れてました。

【検索で訪れる人が多いのでまとめを追記】
 基本的に手荷物は全部係の人に渡す。手荷物はX線検査機で検査される。人は金属探知機のゲートの通過で検査される。再検査になっても別に恥じることではない!

  • ポケットの中の金属類は全部トレイに出すか、鞄の中へ。
  • コート類に入れた金属類は出す必要はない。コートを脱いで係の人に渡す。ただし、他のポケットの物を全部コートのポケットに入れてしまうとか、あまりに種々雑多な物が入ると、物どうしが重なり合うのか見えづらいようで、再検査になることもある。
  • PCはX線を通さない金属部分が多いらしく、かばんから出してトレイに入れるか、係の人に渡す。
  • ベルトも金属部分が大きい場合はヒットしてしまう様子。
  • ライターは持ち込み1個までになっている。複数持っていれば放棄品箱に放棄。手荷物検査機でもよく見えているようだ。
  • ベビーカーは、航空会社の手荷物カウンターで預け済みだと思うので、空港のベビーカーに乗せるわけですが、はっきり言って金属の塊のような物。でも保安検査場で無理に降ろさなくてもOK。ただし、こどもは触診されます。知らない人に触られて泣くお子さんだったら、ベビーカーから降ろして親と一緒に通過してもいいのかな。
  • 他に、意外とヒットすることがあるもの、手荷物の再検査になるもの
    • ブーツ・靴:ブーツはゲートでヒットしなくても脱がされてX線検査になる場合がある(履き替え用のスリッパが置いてあるくらい)。ごく普通の靴でも、金属探知機にヒットして触診された経験がある。
    • 無線機、受信機(マルチバンド・レシーバー):他の物と重なると、手荷物のX線検査で判別できないらしく、最近も再検査になることが多い。ある日の往路ではX線検査の画面を見てる人が何度も首をかしげてたし、復路では結局、鞄の中身を全部トレイ上に並べて再検査となったのでした・・・。
    • 腕時計:単独ではゲートを通過できるんだと思うが、ベルト付近に手を持っていって通過するとバックルが影響したりするのかもしれない。鳴るときと鳴らないときがあるのは、検査の厳しさの程度とか手の位置次第だと思われる。

 これらはあくまでも素人の見解です。空港の係の人はどこでも親切なので、わからないことは聞けば大丈夫。それに、各航空会社のWebにも説明があります。
 とにかく搭乗時刻ぎりぎりに通過しようとさえ思わなければ問題なし。
—-(ここまで追記)—-
 ま、 検査場で手間を取らせると後ろがドンドン混雑するから、慣れていると自負するような人間がピンポンを鳴らすわけには行かない。こんなことを考えながら検査場を通過するわけですが、不覚にも鳴らしてしまいました。
 で、いつもの通過スタイルと全く変わらないはずなのにどうしてだろう?と疑問に思いつつ、金属探知機を持ったお兄さんが「失礼します」と言って近寄ってきた。まずは腕周りを探知。すると、早速手首で大きな反応。
「ガーン、腕時計か・・・」
そう、この時はいつもと違う腕時計をしていたわけで・・・。いつもは気圧計、温度計などの機能の付いた時計。なのに今回はアナログ時計をして来てしまった。”これでは機内の気圧がわからんじゃないか”と思いつつ空港に来たんだった・・・。でも、考えてみると、いつもの時計も金属製だし、むしろその方がデカイぞ? でもあれはチタン製だなあ。今回のは何製?
 もちろん、検査のお兄さんは、腕以外の場所も念入りにチェックした上で開放してくれました。数年前には靴を脱がされた経験もある。シークレットブーツでも安全靴でもなかったんですが、どうも靴紐を通す部分の金属にやたらと反応が出てしまい・・・。
 そういや保安検査場を通過する際、女性でベルトをはずす人も結構見かけます。センサーが厳しい状態だと十分反応してしまうんでしょうなあ。
 以後気をつけます。ってか、与圧を見る(正確ではないだろうけど一応)ためのいつもの時計を忘れなきゃ大丈夫さぁ。