先日来、GmailからEMnetにメール転送してもちゃんと届かないということを書きましたが、その話。
下手にエラー・メールを多発させるのも何なので、このところずっと、とりあえずの様子見としてLiveメール(hotmail)に転送して、新着があるごとにEMONSTERに擬似PUSHして読む、ということを試してました。で、それで気づいたのは、Liveメール宛てでも転送できてない!という事実。
ここ数日の状況から、EMnetに転送できたメールと同じようなものだけがLiveメールにも転送できていて、EMnetに転送できなかったメールは、Liveメールにも転送できない、ということがわかった。なので、先日まではGoogleで「EMnet 転送されない」あたりを検索していたのを、該当者の多いであろう「Liveメール 転送されない」で検索してみた。
で、ズバリ、これかな、というものを広島大学内で発見。
1月末より、広島大学のメールのhotmailへの転送ができなくなっていましたが
このたび解消されました。
今後は、hotmailへの転送設定をご利用いただけます。
利用者の皆さまには、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
転送設定の変更など、ご協力ありがとうございました。
●以下、過去のニュース———————————————-
hotmail を統括するマイクロソフト社から、広島大学からのメールは受信拒否している、と回答がありました。hotmail への転送を設定している利用者宛のspamメールがそのままhotmail に転送されているためだと思われます。
マイクロソフト社との協議は継続してゆきますが、目処が立つまでhotmail への転送を解除して下さい。よろしくお願いします。
以下、マイクロソフト社からの回答の抜粋
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御社からの送信に対する規制が行われていることが判明致しました。
この規制は、御社のIPアドレスから送信されたメールのデータ等が、Zombieマシンと呼ばれる、ウィルス感染や、遠隔操作ソフトがインストールされたマシンから送信されたデータの特徴と、一致していることが原因となっております。
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この最後の「御社からの」は「貴大学からの」ってことでしょう。そして、これだけではない。実はいくつかの大学で、似たような記事を見つけることができた。つまり、*.ac.jpがhotmail側の受信拒否リストに大量に入っている、ってことでしょう。
それにしても、エラーメールを返さずに、あるいはヘッダに情報を加えて迷惑メール処理をして本人に渡すのでもなく、黙ってメールを消してしまうというのは、ある意味、余計な情報をスパマーに提供しないってことなんだろうけど、世の中にいろんなトラブルを起こしてきた模様。
東京理科大ではこんな記事も。
hotmail から神楽坂地区研究環境へのメールは正常に送信される。
神楽坂地区研究環境から hotmail へのメールは正常に送信されない。この場合、エラーメールとして戻ってくることもないので送信したメールは消失する。
hotmail から送られてきたメールに対して返信する場合は正常に送信される。
フィルタのかかり具合からすると、EMnetで転送を受けないメールと酷似してるから、同じようなフィルタの考え方が採用されているのかな、と推測。解決のヒントがこのあたりに隠れてないかな?!
あ、あくまでも、本当はGmailからEMnetへの転送ができるようにしたい、それが目標。そういや、GmailにしてもLiveメールにしても、特定メールアドレスを住所録に登録しておくことで、迷惑メールとの誤判定を防げるような話だったような気が。とりあえず自分のアドレスの住所録と受信許可リストへの追加、さらにオプション画面でも自分のアドレスとしての追加をしました。
ただ、EMnetでそんな同じような、自分の持っている他のアドレスを登録する設定があったのかどうか・・・。