松山での「ガイアの夜明け」の放送は、南海放送という日テレ系のチャンネルで、しかも本家のテレビ東京からやや遅れての日曜日に放送されている。ということで、明日(今日)「巨大航空会社の苦闘 ?JALは復活するか??(本家では2008年5月27日分)」が放送される。
元々興味がある番組なので、BSデジタルのを録画している。なので、一足早くこのJALについてのものを見たわけですが、一箇所だけ、特に気になるシーンが。終わりの方で、コックピットに指導教官としての機長と訓練中の副操縦士が乗って、千歳に向かっているところに管制官から他機の情報を知らされた。まるで危険が差し迫るようなナレーションだったのですが、この程度ってよくあるんでは?! 管制からの「○○マイル先、あなたの会社のB767が飛んでますよ、見えたら教えてね」とか「○○時の方向に他機がいますよ」なんて情報はよくある。そもそもTCAS(航空機衝突防止装置)を積んでいるわけだから、目視で探すのとともに、画面上の表示を確認されていると思うんですが。目視だけで探してたら、むしろ怖い。ま、テレビなりの演出ってところなんでしょう。
それで思い出したのが、ANAの安全上のトラブルに関するページ。へー、こんなことも起きるんだ、とかビミョーに気になるトラブル情報もある。そんな中、頻繁に登場するのがTCASに関するものと、GPWS(対地接近警報装置)に関するもの。JALのがどこにあったのか、見つけられなくなりましたが、確か同様の報告ページがあって、同じようにTCASとGPWSに関する報告が結構な数あったはず。そして、松山空港にアプローチ中にGPWSが作動したような情報は、意外と簡単に見つかる。ビジュアルアプローチで島影を進もうものなら、たぶん鳴ってしまうこともあるんでしょう。もちろん、それらは「深刻な事態につながるものはありませんでした」ということで、単に警告が鳴った、というレベルでしょうが。
どのくらいの音で警報が鳴るのか知りませんが、客としてこれが聞こえたらビビルだろうなあ。ま、滅多に前の方には乗りませんが、どうも最近、日中の羽田?松山便の1往復にかなりの頻度で国際線機材が入っている。なので、今月は久しぶりに前方座席に乗る予定。同じ運賃でエコノミーかビジネスかって聞かれたらね、定位置はずしても広い座席を選びますわな。