【追記】docomoは2009年4月からドット連続や@直前のドットを新規登録させないことにしたようです。関連記事はこちら。(2009.04.26)
学生さんとケータイメールのやり取りが多いと、悩まされるのが「..」ピリオド連続のメールアドレス。
以前にも書いたことがあると思うが、はっきり言って国際的な約束事に違反しているのだが、ケータイ会社が「迷惑メール対策として有効」なんて言うもんだから、利用者には罪はないと思う。が、ピリオド連続のメールアドレスを使われると、メーリングリストで通らなかったり、住所録に登録できなかったり。
さきほど
「Gmailでピリオド連続のメールアドレスにメールが送れなくなってません?!」
と某先生から尋ねられた。そういえば新しくゼミ生になる人から先日、ケータイメールで連絡をもらって、単純に返事をしようと思ったら送信できなかった。連絡先に登録しようとしても「不正なメールアドレス」云々と出て、名前を登録できない。
こういう場合のひとつの逃れ方として、ダブルクオーテーションを使う、という方法がある。例えば「hoge..hogehoge@docoezbank.ne.jp」のようなアドレスがあったとすると、「”hoge..hogehoge”@docoezbank.ne.jp」のように、@の前までの名前部分を引用符で括ってしまうことで回避する。サーバによっては自動的に””で括っているようにも思う。
先日の学生さんのケースは、この方法でGmailからでも返信できた。たぶんたいていの場合、これで大丈夫。ただ、Gmailのページ内の連絡先への名前の登録はできていない(正確には、連絡先として受信メールを元にアドレスを保存、登録できたが、名前欄などを変更して保存することができない)。
いずれにしても、この記事を読んでいる人は是非、ドット連続アドレスを避けて欲しい。