○○は人のためならず

投稿者: | 2008年12月19日

ネットで飛行機に関するニュースを読んでいると「機体が揺れ、女性がひざの上に抱えていたバッグがシートベルトの金具に接触してベルトが外れた」ために大けがをした、とか。なるほど、バッグを抱えて座っているのはよろしくないってことか。
 このところ、後ろや近くの座席に子供さん連れが座っていることが何度かあった。出発前からテーブルを出してみたり、付けたベルトを外したりと、落ち着いて座っていないことも多く、保護者は大変である。私自身、テーブルを何度元に戻してもまた出す息子に苦労したこともある。そういうときによく聞こえてくるのが
「さっきお姉さんに”ダメですよ”って怒られたでしょ」
 うーん、確かにそうなんだろうけど、自分が怪我をしないため、また周りの人が怪我をしないため、ってことなので、怒られたってことよりも、その目的を説明した方がいいんじゃないかと。
 まあね、それで素直に聞き入れてくれたらいいんですけど、そうもいかない・・・、のが子供ですわな。
 それと同時に気になるのが大人の行動。着陸、着地した直後やスポットに停止する前にベルト外す人もいる。そういうときに、ベルトを外して怪我するのは本人だけとは限らない。それこそタクシー中に犬が飛び出してきたら何が起きるかわからない。地上走行中のブレーキングで客室乗務員さんが大怪我をしたこともあるし。変なブレーキがかかったら人なんて吹っ飛んでくんだから、やめて欲しい。
 そういや先日の着陸時。メインギヤのカメラで前方の滑走路が映し出されるスクリーンをジックリと見ていた。そしたらノーズギアが接地した瞬間、映像が乱れて、直後に地面(滑走路)が映し出された。大アップの白線が上から下へと流れていく?! まさか、ノーズギヤがロックしてなくて畳まれてしまったのか? それにしては衝撃がないなあ。
 そして直後に普通に前方映像に切り替わりました。一瞬だけ何かの都合でボディ側のカメラに切り替わっただけなのね?。気にしない、気にしない。