チャイムの鳴らない季節がやってきた。今月は卒業式もある。ゼミ生のみんなは大学を離れてどんな人になっていくんだろうか。
そして4月になると新入生がやって来る。大学生になってハジケ過ぎた人もいたりして、ある意味イタイ季節でもある。そういえば先日、TDRに行った。特にファンというわけではなく、うちの相方の趣味と言ってもいいわけで。というのも、TDRに行くと、どうにも目線がサービス業のあり方、動機付けなどの経営手法を見つめる、企業訪問の目線になってしまって、純粋に楽しむ、という感覚にはなれない。
そういやもう10年近く前だろうか、”ディズニー化する大学”という言葉をネガティブな意味で聞いていた気がするが、検索してもあまりそれらしい用語は見つからなかった。むしろディズニー化する社会というような本が去年出ているようで、読みたくなった。
個人の見解として、大学、というか講義がある意味でTDRのようになるのはいいことだと思っている。もちろん、何を以て”TDRのようになる”ということを指すのかを厳密に定義してないわけで、ある一面だけを捉えての話。今回、いわゆる”乗り物”以外のショー・レストランも予約して行ったが、人々を惹きつける力はすごい。マニアを生むというか、もっと調べよう、もっと知りたい、と思う心を刺激できるなら、見習うべきところがあるように思った。
そういや以前、授業改善の指導的立場にある人の授業を見た時、「いい回答を述べてくれた人にはこれ(景品)をあげよう!」なんてやって大勢に手を挙げさせていた。まあ、その手法は完全否定されるべきものではないだろうが、お年寄りを集めて高額の商品を買わせる催眠商法と同じ心理状態を利用したもので、唖然とした。実際には学生さんはそれにあまり乗っかっていなかったが、ちょっとなあ、心理学で学んだことの悪用だよなあ。
先日は移動の多い8日間になったけど、元々狙ってたわけじゃなかった。北海道出張が割と主体的に仲間内で計画した出張で、そこから数日空けて休暇を設定して旅行にしていたら、ちょうどズバリ隙間に大阪出張の連絡が入った。しかも大阪出張の時間帯が最後にちょっとズレたし・・・。予約変更不可能な運賃というのは結構やばい、が、仕事では高い運賃を選ぶことも避けなきゃならないわけで・・・。
私とほぼ入れ替わりで北海道入りのスケジュールのあった義父は、欠航の影響で女満別に直行できず、東京に1泊したらしい。