モバイルブロードバンドアクセスポイント

投稿者: | 2009年10月18日

モバイル・ブロードバンドの通信端末として、emobileのUSBタイプのものを利用しているが、最近はそれを直接PCに接続せず、別の装置に接続して無線LANで飛ばすことが多い。この装置の名称はどうやら、「モバイルブロードバンドアクセスポイント」ということらしい。
 今使っているのが、Coviaモバイルルーター CMR-250というもの。よく似た製品としてnetindexのクティオというものもある。どちらも充電池駆動。
 前々からこの手の製品には関心があったが、AC電源を必要とするものが中心で、例えばCoviaモバイルルーター CMR-310が該当する。複数の人が、有線・無線のネット回線の引かれていない会議室で何とかしてネットにつなぎたい場合、ひとつのemobile回線を無線LANで飛ばして共有することができるので、これで十分である。(無線LANについては暗号化しているだろうから、その設定などを教えないと共有できないが)
 それに対してCMR-250のようなタイプは充電式で、要するに電源のない場所で使える。なので、例えば乗り物の中でも、バッグの中のCMRのスイッチを入れておけば、iPod TouchであってもiPhoneのように使えるし、逆にiPhoneをsoftbank回線ではなく、emobile回線を通じて使うことができる。
 仕様としては、coviaのCMRの方はUSB接続のモバイル端末のみに対応しているが、ネットインデックスのクティオの方はUSBとCFカードに対応している。PDAにはCFカード型のデータカード対応のものが結構あったが、最近のデータカードはPCカード型が増えているように思う。PCカードだと両方とも無理なのかなあ。
 充電池に関しては、coviaのCMRはNP-120というFUJIFILMのデジカメ用バッテリが入っているので、こちらの方が入手しやすそう。あと、ネットインデックスの製品は、入手するルートが限られているような印象を持っているが、真相は不明。
 ちなみに、先日乗った新幹線はNの付かない方の700系だったこともあり、乗車中はずっとCMR-250を通じてメールを読んだり、返事を書いたりしていた(車内では他にもプライベートなアクセスポイントを立ち上げている人がいたようだった)。トンネルで途切れる区間も当然あるが、かなり快適。