WordPressの可能性

投稿者: | 2009年11月22日

このところWordPressの調整作業を頻繁にやっている。WordPressは本来の使い方としてはブログ・メインになると思うが、CMSとして使うためのプラグインが充実している。MovableTypeもWordPressも「ページ」といった機能はあるが、MTにくらべて、WPの方がカスタマイズしやすく、CMSとして使うには好適な印象。ちなみに、Xoopsなどの高機能なCMSを使ったサイトも実験用に維持しているが、諸機能が複雑すぎてメンテナンスやコンテンツの管理が面倒だと感じている。
 で、今WordPressに追加で入れているプラグインで、特に重要なのはこれからのイベント情報を順に並べるためのもの。

  • Simple Upcoming Events
  •  イベント案内記事を日程順に並べてウィジェットとして表示。

  • WP Hide Post
  •  過去記事をあるページでは表示しないように、別のあるページでは表示するように設定できる。

  • WP Smart Sort
  •  記事のソート基準を好きなものに変更できる。

あたりか。ここではどれもリンクにはしなかったが、WPの管理画面の「プラグイン」の「新規追加」で検索すれば簡単に見つけることができる。
 特に欲しかった機能がWP Hide PostとWP Smart Sortに含まれていた。
 Simple Upcoming Eventsを使うと、イベント案内をイベントの開催日順に、ウィジェットとして表示できる。開催済みのものは表示しないし、予定のイベントは直近のものから順に表示できて、理想的。ただ、どうやらこれを表示できたのがウィジェットとしてだけで、トップページ本文や記事一覧としてはうまく使えなかった(機能を見つけられなかっただけかもしれないが)。
 そして、本文中で『イベントを開催日順に表示するページが欲しい。』ということを実現するために使ったのがWP Smart Sort。これはカスタムフィールドを含む様々なフィールドを基準に記事をソートできる。ブログは通常、記事作成日基準でソートされるが、イベント案内は開催日順に表示したい。それを実現させるために導入した。
 ただ、ソートするだけでは、過去の開催済みのイベントも一覧に残ることになる。新しいものから古いものという順にすれば過去開催分が載っていてもいいのだが、なるべく「これから開催されるもので、日の近い順」にしたい。そのためには、開催済みのイベント記事を新着イベントから外す必要がある。これを実現するために導入したのがWP Hide Post。手動にはなるが、記事を特定ページで除外したりできるので、開催済みイベントをトップページからは隠す、といった使い方ができる。ホントはここを自動化したいんだけど・・・。
 ま、もっといいプラグインがあるのかもしれないが、とりあえずやろうと思っていたことはこれらで実現できている。あるいは、現状は記事の作成日をいじらずに実現しようとしてきたが、未来期日で記事を書いてうまく使う方法もあるようだ。PHPをいじってさらにカスタマイズすればいいのだが、そこまでの余裕はない。