Matsuyama Reversal Three Dep.?

投稿者: | 2010年9月9日

いつもの朝のNH582は、というか、東に向かうほとんどの旅客機はMatsuyama Reversal Three dep.という出発経路をたどるわけですが、今日の便は面白かった。
 標準の出発経路SIDによると、松山を西向きに離陸した飛行機は少し左に曲がってしばらく270度に飛行し、上昇を続けながらMatsuyama VOR/DMEにグルッとそのまま戻ってくる。そして東京行きの場合はKochi Transitionが付くのが普通なので、松山上空で右に曲がって高知へと向かう。
 それが、あれ?どこまで270度方向に飛ぶの?と思っていたところでグルッと左旋回して、滑走路と平行に進んで、つまりは松山上空に戻ってこずに高知へ。初めての経験かも。
 でも、後はごく普通にいつも通り。紀伊半島あたりで巡航になって、熊野市あたり。39,000ftだそうな。このあたりが晴れていると海岸線が綺麗なのでいつも写真を撮るわけで。
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 しかしその先、富士山は見えず。雲が多かった。そして今日も若干ジグザグ飛行をしながら関東へ。低いところに厚めの雲があって、房総半島も何も見えず。どこだ?ここは、と思っていたら最終の着陸態勢で、下が見えたらもう東京湾、しかも川崎側が見えていたので驚きつつ。34L、風が結構荒れている感じでした。
 昨日の台風は熱帯低気圧になったものの、静岡から神奈川にかけて大雨を降らせたそうな。新幹線が止まったぐらいだから把握はしてましたが、早々に東に抜けていたので、私にとっては助かりました。