羽田の第2ターミナル、増床されてから初めての利用機会でした。元々の状況は狭さも感じたし、当然のあるべき姿に拡張した、という印象です。
ただ、人間の癖というか、増床前の状態が頭にあるのか、とにかく元からあった側に人が集まる傾向が感じられ、また誘導に立っているANAの係員の人は、手荷物預かりカウンターや保安検査場の混雑を均すためでしょう、増床部分に誘導していました。
私が搭乗する時も、従来からあったエアドゥー近くの手荷物カウンターが高校生の団体さんで大行列、保安検査場も同じ。それを避けて、増床部分まで延々と荷物を転がして来たら、手荷物預かりも保安検査場も待ち時間ゼロ。しばらくしたらバランスよくなるんでしょうけど。
そうそう、夜に到着した時は、南ピアの先端、たぶん69番スポットに入ったので、新しい側の到着口まで延々と歩いたのですが、うーん、あまり短縮された感がなかった・・・。ただ、出口近くのガラスの向こうの植え込みがライトアップされていて幻想的で美しく、最初遠くから見えた時は、絵なのかと思いました。
そして展望デッキの増床部分も様子を見てきました。
色んなところで紹介されていたとおり、ワイヤー式でした。。滑走路に面する側の他、34R進入側の南面、16L進入側の北面ともにワイヤーなのはGood。
ただ、ワイヤーの間隔は狭くて微妙なところ。それと、現在のところ光があたると反射がきついので、その光がレンズ内に進入するかな、というところ。
そしてこのワイヤーの間隔。既に場所によっては広くなってしまっていたりする(誰かが広げたのかな、という印象)。せっかくのワイヤー化なので、強引に金具をいじったりすることは止めて欲しいところ。なお、これは大型レンズを持った大人の仕業と決めつけることもできない。見ている間だけでも、手すりの向こう側となる最上段に小さな子供を立たせる人が多数いた。フェンスじゃないから少したわむし、線が細いので、子供の本心からすると怖いんじゃないかと思う。不意にワイヤーの隙間が広がったら滑り落ちると思うし、ワイヤーを引っぱってしまう子供もいることだろう。子供によく見せてあげたいという気持ちは理解できるものの、正直言って危険を感じる。
それより何より、この写真ではほとんど見えませんが、手すりが意外とくせ者。手すりというか、大人でいうと腰のあたり。ワイヤーの隙間に合わせて構えるためにレンズを近づける体勢をとると、かなり前のめりになるので、腰が痛い。もちろん、これは身長や座高と関わるので、皆が皆、というわけではないでしょうが、結構変な姿勢になりました。重いレンズだと辛いかも。
ちなみに増床前からあった従来側はフェンスに変更なし。新国際線ターミナルはもちろん生で見たわけではありませんが、これまで動画で確認する限り、フェンスにレンズ穴方式ですね。