台風にやられて

投稿者: | 2011年9月5日

今年は異例に集中講義を本務校で開くという形を取っていて、前半が昨日9月4日(日)に終了した。
 2日から4日というスケジュールで、前々から台風の動きは気にしていたが、まさか直接影響を受けるとは思っていなかった。3日(土)は4限目から休講。うちの場合、朝7時に台風による暴風警報が発令されていたら午前中は休講、11時に暴風警報が出ていたら午後が休講というのが基本。授業中に発令されたので、例外的に今回は順次講義を終えるようにとの連絡が教室に届けられたのでした。
 翌朝7時、まあ当然のことながら暴風警報は継続でした。正直なところ、松山に住んで台風による直接的な大した被害というのは受けたことがなく、この朝もそんなに大変な状況には思わなかったものの、警報が出ている以上、自動的に休講。ただ、午後にどうなるかが不確定なこともあり、朝から出勤。そして研究室で迎えた11時、やはり暴風警報は消えませんでした、トホホ。よって、5コマという大変なコマ数を補講する必要が生じました。
 2単位に付き15回開講せよというのは、昔はそんなに厳しくなかったように思いますが、今ではお上のお達しとしても必ずやりなさい、という話。ただ、5コマを埋め合わせというのは非常に辛い。というのも、通常期に開講していれば、補講期間というのがあって、前期末、後期末それぞれに設定されている。この期間なら補講を開く可能性があることが宣言されているので、その期間に補講をしても文句は言えないはず(本来はそうなんだけど、実際には苦情が出ている模様)。それに対して、こっちは集中講義で、補講期間なんて設定していないので、授業後の時間にバイトを入れてしまっているとか、ダブルスクールで勉強しているとか、そういう人に当然配慮しなければならない。
 ま、補講を欠席せざるを得ない人に十分配慮した形でしか開講できないわけで・・・。計算上は90分授業を1日5コマということになります、後半戦。異常事態。
 それにしても、遅い台風で特に紀伊半島付近には大きな被害を及ぼしたようですが、空を飛ぶ飛行機というのは不思議なことをするものです。わざわざ台風の目の上を通過するようなルートで飛んだり・・・。もちろん、上陸前は避けて飛ぶ便があることを見ていましたが、ご丁寧にも突入していくものもあり。ま、40,000ftあたりなら何の支障もないか、あるいは多少揺れる程度なのかもしれませんが、30,000ft台前半でも通過していく。問題ないと判断すれば「滅多にできないことだし・・・」なんて行くんですかね。