四国外に住んでいた頃には考えたこともなかったが、愛媛でも冬には道路は積雪で通行止めなんてことがある。いや、大阪とは比較にならないくらいの頻度。
例えば高速道路では、南の方でよく雪が積もるし、桜三里という新居浜・西条方面と松山とを結ぶ途中の峠あたりも1シーズンに数回程度はあるんじゃないだろうか。国道になると、山間部には冬期通行止め区間もあったと思うし、そうでないにしても松山と高知とを結ぶR33の三坂峠はあっさりと雪が積もってくる。
以前にも書いたことがあったと思うが、こういう時に参考になるのは、高速道路では iHighway というサイト。高速道路交通情報といえば JARTIC が定番だったが、iHighwayは情報更新が素早いし、事前にコースをメール登録しておけばその区間の情報を適宜送信してくれる。しかも、PCのサイトで通行止め区間をクリックすると、作業の進捗状況まで見ることができる。滞留車両の排除完了とか、事故車のレッカー移動とか、いわば高速道路の管理車両の無線で流れていたような情報を見ることができる。さらには、画面で見た通行止め区間の規制が解除されたらメールを送ってくれるようなサービスもある。これまでに比べると利用者の立場に立ったサービスだと思う。
国道はというと、四国地方道路情報提供システムというのがある。四国全体の中でどこに通行止め区間があるかわかるし、地図をクリックすれば比較的細かな情報も得られる。路面状態なんかも情報提供されているので、参考になる。
ただ、「国道」というのがくせ者で、国道と名のつくものが全部対象になるかというとそうではない。国道にも都道府県が管理するようなものと国道管理事務所が管理するようなものがあって、私自身も明確な区別を把握していないが、規制があってもこのページに表示されない国道がいくつもある。そういうところは 愛媛県道路情報で見ることになる。チェーン携行やチェーン規制なんかの情報も提供されている。
(まあ、ここのページに「四国地方道路情報提供システム」へのリンクがあるので、こちらを先に見れば国管理の国道も見ることができるわけですが、高速はiHighwayへのリンクはなくJARTICへのリンクになっている。)
2月にクルマで遠出をする計画があるものの、怖いのは雪。東京まで運転というのを過去に考えたことがあったものの、2月では雪に絡んで何が起きるかわからず、ボツにしたこともあるわけで。車を買い換えて以降スタッドレスを履かなくなった今、遠出をしたものの雪のせいでクルマを置いてとりあえず戻るなんてことになると大変なので、いざとなったら出発時から他の手段も考えてますが。まあ、とりあえず四国と本州のあいだに3つの経路があるおかげで、帰れないリスクはかなり下がっていると思います。