JR西日本が大事故を起こして、ダイヤ編成の話題がニュースなどで紹介されるわけですが、何となく違和感のある説明も多いように思います。
日本人はダイヤにうるさい、2分遅れても文句を言う、とか。ダイヤへの強迫観念が事故に結びついたという説明もあるわけで。確かにそれはあるんだけど、・・・。
ダイヤって余裕を持って編成されているべきなんですよ。例えばどこかの駅でお客さんが特別に多かった、となると当然、例えば10秒とか30秒とか遅れるわけです。あるいは工事で減速区間ができていたりもする。そんな時に、制限速度一杯で走らないといけないようなダイヤが組まれていたら、この遅れは回復できません。
岡山行きの特急しおかぜで、もしこんなことをやっていると、新幹線ののぞみへの接続ができなくなってしまいます(私はそれが嫌でしおかぜ?のぞみのタイトな接続の指定席は取りませんが)。接続できなくなるから乗客から文句も出ますよ。時刻表では乗継出来ると書いているんだから。そしてその苦情の行き先は現場の職員さんばかり。ダイヤを組んだ人が悪いはずなのに、ね。ま、会社の方針とかもあるでしょうから、ダイヤを組んだ本人だけの問題じゃないでしょうけど。
ダイヤから多少遅れても文句を言わない方がいいよ、という主張もあったようですが、遅刻と対比させて考えてみたら? 家から会社まで早足で15分の会社員が、8時半に間に合うようにと8時15分に家を出たら・・・。「課長、今日は雨で遅れました!」「今日は信号のタイミングが悪くて遅れました!」これ、正当な理由として認める? 「だったらあと5分早く出れば?」ってことしょ? しおかぜがあと5分早く出発しても構いませんから、乗り継ぎに遅れない時間に岡山に着いてください、ってことですよ。
「定刻運行」を目指すことは決して悪いことでも何でもない。利益を追求するのも民間の営利企業なんだから当然。ダイヤ上の所要時間の短縮にばかり目を向けているのがおかしい。
あの特急電車、なぜこの長期にわたって止めたままだったのか、不思議ですね。架線の電気が止めてあってもディーゼルがあるのに・・・、と。
ニュースで見ると、やはりディーゼル機関車で移動させてましたね。
そういえば、ここのコメント欄、正常に動いてるかどうか、確認してなかったような気が・・・。うまく書けてますように。
久しぶりの電車通勤
JR西日本の大きな事故があってから、もうじき1ヶ月になります。ニュースで知りましたが、運休区間に止まっていた特急を最近になって撤去したそうです。停止した地点か…