昨日あたりからニュースで紹介されているのですが、第17回小説すばる新人賞受賞作の『となり町戦争』というものが映画化されるらしい。しかもロケ地は東温市、大洲市などとか。そして出演者が江口洋介さんや、何と原田知世さん! こりゃ見てみたいですねえ、ロケ風景を。
となり町戦争という原作自体をまだ読んでいませんが、ネットで調べた限りでも結構面白そう。市町村合併なんかも連想できそうです。そういえば大学生だった頃、筒井道隆氏の『東海道戦争』でしたっけ、面白く読みました。それまで小説というと教科書に載っているようなものしか読まなくて、「うーん、面白くないなあ、読書」って、と思っていたわけで・・・。そうそう、筒井氏の本を読むようになったきっかけが映画『時をかける少女』でした。何とも、その原田知世さんが近場でロケ中と聞けば、チラッとでも見てみたいモノです。
今日のニュースでは、今治の桜井駅あたりでの江口さんの登場するシーンのロケが紹介されていました。それにしてもこれから梅雨の時期、大変なのでは?!
ちなみに、私はあまり読書する方ではありません。映画を見て、その原作者が気になって、その人の他の小説を読む、というパターンが多くて。小説ではないですが、最近読んで面白かったモノは「テツはこう乗る ?鉄ちゃん気分の鉄道旅」です。これを読むと自分にちょっと”鉄”分入ってるな、と感じました。「鉄道に乗って本を読んだり寝たりするのは論外、車窓をじっくりと眺める」というのは確かにそう。もちろん飛行機に乗っても、耳こそオーディオサービスのNHKラジオですが、機外風景をじっくり眺めないなんてあり得ません。人生の中で上空から地上を眺めるなんて、そんな何時間もあるもんじゃないですから。そして飛行機に乗るときはフイルムカメラとデジタルカメラがいつも取り出せる場所にある、これ必須です・・・。