秋の祭り

投稿者: | 2006年10月7日

今日は松山の秋の地方祭、ま、地域の人が地方祭と言ったりもしているようですが、要するに御神輿かついで秋祭り、ということ。ただ、神輿が街を普通に回るのではなく、朝一番に道後温泉駅前なんかでぶつけ合う姿が有名。
 松山に引っ越してきたのが1996年の確か9月の下旬。生活を始めてゴミ出しをしようと思ってカレンダーを見たら、地方祭のためごみ収集がない!というのでビックリした記憶があります。
 そういえば先日行った散髪屋さんでも祭の話題で持ちきり。盛り上がってました。
 それにしてもどうしてぶつけあうんでしょうかねえ。狭い街だから因縁とかそんなことにもなりそうな気がするわけで。以前祭りのイザコザからダンプカーで突っ込んだ、なんて事件もあったように思います。勇壮な岸和田だんじり祭りにしても、あれはそれぞれの勇姿を競うので、ぶつけ合わってる記憶はないわけで。ま、だんじり祭りに期待したいのは、阪神高速環状線を使ってタイムレースなんかどう?! 昔からそんなことを考えたりしますが・・・。
 今日はうちの3歳児と奥さんの両方が美容院に行くというので送迎。先に息子がカットしてもらって、それを私が引き受けてちょっと出かけている間に奥さんも終わるので、また迎えに行くという段取り。先に切り終えた息子とともにズボンのベルトを買いにお店に出かけました。子供服のコーナーにレゴがあったので、買い物中おとなしくしてくれていました。
 レジを済ませてレゴのところに戻ると、ま、当然ながらなかなか離れてくれません。そこでは別の3歳くらいの子供とそのお母さんが同じようにレゴで遊んでます。ん?あの奥さん、どうも関西弁を喋っている様子。すっかり耳に馴染んだ地元の言葉ではない。そりゃそうだなあ、こんな祭りの日に、地元で長年過ごしている人ならお買い物に出歩かないか。ま、そんなでもないんでしょうが、関西弁親子が妙に懐かしく感じられて。
 そしてどうやら、その子はうちの息子の遊んでいたレゴのパーツが使いたかった様子。お母さんにねだるものの、お母さんは「ちゃんとお願いしてごらん!」と。それでも、ちょっとモジモジしてる様子。で、しばらくのお母さんからのアドバイスを受けてその子が
「それ、かーしーて!」
うーん、うちの息子は、外でこれを言われて拒否することはまずない。お人好し過ぎるかもしれないくらい。お店の物なんだから、当然といえば当然なんだけど、譲らない子はトコトン譲らないよなあ。お願いして断られていることも多いみたいだけど。
「いーいーよ」
ま、一件落着。向こうのお母さんは「ほら、ちゃんとお願いしたら聞いてもらえるでしょ!」って必ずしもそうじゃないんだけど。
 もしかするとこっちに引っ越してきて間がないのかなあ。子供は最初だけだろうけど言葉にも戸惑うかなあ。幼稚園とか保育園で転校(正確には転園か)するのは寂しいだろうなあ(と、超勝手に推測)。