その前、と、その後

　今朝起きたら飛行機事故のニュース。しかも国内で発生・・・。しかもつい先日、ワイパーが縦向きで止まっていることをブログに書いたMD-11（写真は同型機、レジ番号が違うみたいです）
　強風のせい、という報道も出ていましたが、方位は滑走路方位とそんなに違わないし、単なる強風のせいではないと思うんですが。平均が20ノット台でガストが40ノットというようなMETARも見当たるので、風の変化が激しかったんでしょうか。昨日あたりも、羽田でウインドシア発生ということで、後続機には管制から一報を入れていましたが、関東はそういうコンディションなんでしょう。
　ニュースのビデオ映像を見て思うのは、あの一瞬のその前までは普通の姿、その後は悲惨な姿、という違い。NHKの映像が最初の着地の瞬間からをよく捉えているように思いますが、降下率は大きいものの一度は何とか着地したように見える。そのままスルーッと行けたようにも見えたのが、フワッと浮かんだ直後に失速しているように沈み込み、ややねじれつつ頭から落ちている。
　液体を積んでいたという情報もありますが、まさか容器の中に空洞があるような積み方じゃないだろうし（空洞があると、Gの変化とその反動で液体がドッと前に行ったり後ろに横に行ったりするわけで、液体を積んだタンクローリーの運転は難しいらしい）。
　３発機は珍しいから関空でも撮ってたんですけどね。うちの次男はニュースを見てすぐに再現したかったらしく、朝から飛行機のおもちゃで「バーン」と。トホホ。念のために悲惨さを伝えておきました。