よりにもよって、研究室で一人寂しくご飯を食べている時に地震。「食べてるのに揺らすなよぉ」なんて悠長なことを考えられる状況で、震度も公式発表で1程度だったわけですが、大きくなくて助かった。深い震源だったようですが。
それでふと考えたのは、デジタル・データが吹っ飛んだら困るな、ということ。
芸予地震の時は東京滞在中で、どんなひどい揺れだったのかも知らないが、自宅、職場共にPC類は無事で、HDDなどのデータもそのまま大丈夫だった。しかし、あの頃に比べて格段にファイルの量は増えている。蓄積したデータの意味はそれなりに大きい。
(芸予地震の翌日、戻るとこんな惨状になっていたわけで、中にいたらと思うとゾッとする。)
今は本棚の一番下の段に設置のネットワークディスクにファイルを保存するので、PC本体にはほとんどデータを保存していない。だから、机上のPCが落ちたり壊れたりしても、データは大丈夫なはず。しかもRAID対応のものだから、同じデータを複数ディスクに保存してある。さらには、週に一回それらのデータは別ディスクに自動バックアップされるので、それなりの体制。
ただ、RAIDと言っても同じ筐体の中にディスクが入っているので、その箱自体が破壊されたら意味がなさそう。そして、バックアップ先のディスクも同じ棚の同じ段に置いている。冗長性を確保しているようで、実は脆いのか?と考え直したところ。芸予地震前と違って、研究室の本棚はすべて壁に固定されているので、棚自体が倒れてくる心配はかなり薄れたが、うーん、同じ場所にバックアップが置いてあり、ともに常時稼働中というのは、実はそれなりに危険なのかもしれない。
実は現状のネットワークディスク、容量の約9割を使っているようなので、ボチボチ新ディスクに移動しようかと思っている。設置場所を再検討しつつ、作業せねば。
そして、自宅のデータはもっと不安な状態。バックアップ体制はないし、RAIDではないし、揺らすと転けそうだ。