iPhone4の電波状態が持ち方次第で変わる、ということが話題になっていましたが、今日あたりの情報だと、電波状態が変わるというよりも電波状態の表示の問題だ、ということのようで。
推測するに、電波状態のいい局面をベースに計算・表示しているので、実際には少しだけの差なのに、持ち方次第で落ち込んだように表示が変化してしまうのかなぁ、と。
持ち方によって電波状態が変わるというのは、まあそれはそれで電波モノとしては当然というか、愛嬌があっていいじゃないかと思うわけです(実際に面倒なことになっていないからそんなことが言えるんだろ、と言われてしまえばそうなんですが)。ラジオなんか、置き方次第で聞こえ方が変わったり、アンテナを握ったら変わったり。電波モノというのはそれが当たり前だと思ってきたせいか、モノの姿としては当然のようにも思うわけで。
ちなみに、iOS4にした3GSで電波に関して引っかかる点がひとつ。無線LANの電波強度の表示、あまりにも強めに出ていませんか?キャンパス内では最近、学内組織が設置した公式の無線LANの電波が飛んでいますが、色んな機器で見る限り研究室内では電波は弱い。なのにiPhoneだけはすごく強い電波を受けている表示になっていて、しかも端末がそれを拾いに行って困っています。あるいは自宅でも近所の電波が強いように表示されてしまって、そちらに接続しようとしている様子。最初は光に関心を持っていたご近所さんが新たに無線LANを立てたのかな、と思ったくらい。
修正ソフトを出すということらしいので、もしかするとそれで無線LANの表示も改善されるのかな、と期待。
さてさて、私の場合、3GSだし買って1年に満たないし不満なところが全くないので、iPhone4に買い替える予定はなし。ただ、OSをiOS4に上げたことで逆に少々不満な点が出てきた。それはマルチタスク。
これまで、携帯端末を色々と使ってきた中で、常駐というのが当たり前に存在し、それらを逐一切るのが面倒でした。Palm、Pocket PC、Windows Mobileなどを使ってきて、どのあたりからだったか、起動したアプリを閉じただけでは常駐してしまい、右上の小さなボタンでわざわざ終了させることになった。重くなる、メモリが不足するというのが理由だったように思う。
その点、3GSは無駄に常駐するものがなく、スッキリした印象。そして逆に、アプリを逐一起動させる割にはスムースな立ち上がりで、待たされる感もない。なので、アプリの挙動に関して不満なところは全くなかったのに。
それがiOS4になってからは、タスクを外す操作の回数が多くて、さながらWindows Mobileの悪い面がよみがえってきたよう。挙動が乱れて困る、という経験はまだないんですが、何か反応が鈍いように思う。メールやsafariはマルチでもいいけど、たまにだけ使うアプリは常駐しなくていい。それらが選べるようになればいいのにな、と思うわけです。