今朝は5時過ぎに起きてUstreamで羽田を見て、ボーッとしていたらもう10時。うちの相方と息子たちは実家に帰っているのでRJOMに出動つもりだったのが、要するに2度寝してしまったということ。
そして、シャワーを浴びて洗濯して、PCの調子が悪いから見て欲しいと頼まれていた某所へ出動。
到着してPCを起動してみると、Windows Vista Recoveryなる画面が出て、デスクトップは空っぽ、スタートメニューのプログラムも空っぽ。Recoveryのメッセージによると、ディスクが壊れているというようなメッセージ。でも、コマンドラインも使えないしどうしよう、とWinキー+EでエクスプローラーでHDDの中身を見ると、これまたほぼ空っぽ。うーん、ディスクが壊れているという割には、あまりにも普通に動く。これは怪しい。
怪しいとは思うものの、空っぽと言われてしまっては対処のしようがない。Windows Vista Recoveryなるアプリも、PCメーカーが最初から入れていたものなのか、Windowsに付随の機能なのかわからない。ただ、タスクトレイのところでこのアプリ関連らしいアイコンをクリックしてみると「buy now」というような文字が。ハハーン、これは騙しっぽい。しかも、Acrobat Readerのアップデートのボタンを押してみるとアップデートが完了するし、Javaもそう。要するに、プログラム一覧やエクスプローラーには表示されていないだけで、中身は別に消えてもいないってことだ。
とりあえず、現場のPCで関連情報をググることができず、それに自分のPCを持って行っていなかったこともあり、再出動を約束して去ったのでした。
そして色々調べてみると、どうやら最近感染例が多いらしい。信頼できそうな情報としてはこちらとか。つまりは「データを “人質” に取られ “身代金” を要求される」タイプということだな。しかも本気でPCを破壊するわけではなく、銭儲けのための仕掛けになっているという。そしてこれを駆除するには、ある程度このアプリの指示に従って手順を踏めばいいと言う(本気にしていいんだろうか)。侵略としてはケロロ軍曹レベルで「またボケガエルの仕業」というところ。クルルの笑い声が聞こえてきそうな感じ。
ただ、これに引っかかってしまうと、場合によってはPCメーカーのリカバリー・ディスクを適用したり、修理に出したりする人もいるんじゃないか、と。自分自身も当初は修理に出す可能性を考えたし。学生さんから修理依頼が来ないことを祈りますけどね。
ちなみに、ウイルス対策ソフトをきっちり動かしていたら感染しないと思うのですが、今回のケースでは契約の「更新」手続きをしていなかったので、パターンファイルが古い状態、ということなんでしょう。
これだと今晩再出動すれば対応できるかな。