え?周囲に誰もおらんぞ

投稿者: | 2011年8月28日

子供を連れている時のみならず、いい歳をしたオッサンでも手を振ってもらえると嬉しいもの。
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 ファインダーを覗いていると機長席から手を振るパイロットさんの姿。「公園のデッキに子供連れの人でも上がっているのかな」と思っていたのが、近づいてきたのに手が止まらない。「あれ?こちらから手を振っている人がいるのかなぁ?」周囲を見たら誰もいない。何か恥ずかしい、照れる・・・。でも、向こうでは手を振り続けている。「あいつが手を振りかえしてくるまで続けるぞ!」とか言われていたのかどうかは知りませんが、とりあえず手を振りかえして手が止まってホッ。ま、先週の羽田、今週の伊丹などで乗務がグチャグチャになっているかもしれない、お疲れ様かもしれない中、やはり嬉しいものです。
 松山空港に子連れで行って手を振って応えてもらえる場所というと、まあ空港ビルの展望デッキとか、あるいはエアフロントオアシス南吉田(公園・駐車場付き)とか、そのさらに南寄りの公園の土手あたりでしょう。展望デッキだと確率はかなり高い。タクシーウエイに沿った公園だと、離陸前チェックに忙しいんだと思いますが、可能性が少し下がります。ダッシュボード?!あたりに黄色い下敷きみたいなのをポッと置かれる場面に遭遇するかも。ま、コックピット内に余裕のある時限定のサービスという感じでしょうが、子供向けのサービスには敬服しますね。
 今日の場合、離陸前に到着便を2機も待たないといけないことが事前にわかっていたから、チェックにも時間的余裕があったんでしょう、たぶん。こういう場面、naomanさんだったらどう書くんだろう、なんて思い出していたら、あら、日記が復活しているぞ。しかもA320に乗っているぞ。某先生の息子さんと乗務する可能性があるぞ~。一度撮ってみない。
 ま、話を戻すと、その便は少々待たされながらもグワーッと離陸していったのでした。何か「いってらっしゃーい」という感じの親近感が湧きますな。
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 そういえば以前、イタリア人っぽい人がすぐ前の座席になったことがあった。国際線機材の前方席だったので、「ホントに私の席はここでいいの?」みたいな会話がCAさんと交わされていた。テニス・ウエアか何かの軽装で手荷物はラケットのみ。「この格好で東京に着いてから何をするんだろう?」なんて興味を持っていたわけですが、Push Back完了後、タクシーを始めた時に「さすが」と思った。地上係員の人たちがこちらに手を振り始めたのを見て、それに応えて大きく手を振り始めたのでした。それも見えなくなるまで。地上の人もさらに大きく手を振るし・・・。それを見て以来、手を振ってみたいなぁ、振った方がお互い気持ちいいよな、と思いつつ、子連れでない限り機内から振る勇気がない。ちなみに黙礼はしてますが。隣に誰も座っていない時にはチャレンジしてみよう。