長らくブログを書いていなかった。存在を忘れられているのでは?というくらい。
で、今月中に引っ越す予定なので色々準備をしている中で実際に試したのが家電リサイクル。
冷蔵庫もエアコンも1999年~2000年に買ったもの。使用電力を調べてみて買い換えは即決でした。ただ、冷蔵庫は重すぎて自力で搬出なんてあり得ない。エアコンも取り外し工事が必要だし無理かな、と思っていた。
ただ、某所でエアコンの取り外し工事をマジマジと観察した結果、再利用を前提としないなら意外にも簡単に外せることがわかってきた。
「簡単に」などと言っても、世間一般ではどうなんだろう。うちには最低限の工具も揃っているし、取り外し工事を観察した後だから簡単なのかも知れない。
具体的な作業についてはググれば簡単に見つかる。参考にしたのはこちら(エアコン処分.COM)とかこちら((エアコン取り外し方のご紹介(DIY)|エアコン工事のあれこれ))とか。特に「エアコン取り外し方のご紹介(DIY)」にある失敗例は参考にするべき。うちのエアコンは三菱とシャープで、「三菱電機のエアコンの場合は△印のある下端2ヵ所を下に引きます。このとき、先端が直角に曲がった細くて硬いものが必要です。」という部分が重要。他社の大半は△印を上に押すというものの実はうちのシャープも同様「引く」だった。
そして「下に引く」の意味がうまく掴めていなかったものの、実際にやってみると「プラスチック部分を下に引くことによって壁面金属板への引っかかりが外れて本体を浮かせることができる」ということ。また下に引き道具としては巻き尺のL字型部分が使える、という記事がたくさん見つかる。確かに使えた。
もちろん、外すという作業の前に「ガス回収(ポンプダウン)」が必要。これもググれば説明がたくさんあるし、もちろん取扱説明書があればわかる。この作業をしないと冷媒を空中に逃がすことになってしまう。
ま、再利用を前提としないからこそ自力で外したものの、移設するなら専門家に任せるべきでしょうね。室内機からのパイプと配管との接続部分が固まっていて外せなかったり、室外機のところで配管が外せなかったりしたのは仕方なく切断して対処したので。
それと、エアコン取り外しについては色んな業者があるようで、「取り外し○○円」という表示がネットで見つかるものの、実はこの料金は移設する場合であって、廃棄してしまう場合はより高い別料金になっている場合も多い。それと、エアコン無料引取という情報も転がっているけど、製造後○年までに限るとかポンプダウンせずにガスまき散らしじゃないの?とかいう不安も。ハッキリ言って廃棄しか選択肢のない重さ20キロ以上あるような室外機を、エレベーターのない2階から無料で運び出してくれるなんて、無理だよねぇ。
そうそう、これらの作業に着手する前に必要なのが「家電リサイクル券」の購入と指定引取場所の確認。これらについては公式サイトにしっかりと説明がある。運搬手段についても考えておく必要があるが、うちのSUVだと室内機・室外機が各2台でも荷室に収まった。一応後席はたたんだけど。
家電リサイクル券については郵便局で声をかけるとササッと伝票が用意され、記入要領の説明を受けた。振込手数料は窓口よりもATMの方が安いので、紙をもらって記入してATMで振り込んでまた窓口に戻って局の印を押してもらって郵便局での作業は完了。ちなみに、リサイクル料金は室内機と室外機1セットで税込972円であとは振込手数料。今回はこれが2台分。専門業者さんに依頼すると2台で10,000円くらいはするんじゃないかな?と想像。
引取場所については、距離が近くてしかも金属リサイクルも営んでいる会社を選んだ。運び込む前に電話で問い合わせた時に丁寧な対応だったし、実際に行ってもしっかりと対応してもらえた。事務員さんがヤードに入ってくるときにはしっかりヘルメットを被っていたのが好印象。
基本的には買い換えのタイミングで、新品を買ったお店に引取もお願いすべき、というのは間違いないでしょう。今回は経験してみたいという願望が強かったこともあり、DIYでしたが。
そのうちブラウン管のテレビを運ばないといけないけど、これがまた重い。正直、室外機を取り外した状態でマンションの2階廊下に置いている時には「室外機泥棒が持って行ってくれないかな?」なんて思ったりもした。